2009年10月16日

劇的3時間SHOW 名越稔洋氏

 現在、都内で開催中のコ・フェスタ2009の
イベントである。
「劇的3時間SHOW」の名越稔洋氏の講演を
先週、聴講してきました。

名越稔洋氏は、紹介によると、山口県出身で、
極貧生活を経て、上京し、東京造形大学に入学、
映画の勉強をしたそうです。
卒業後、映画関係の就職がなく、ゲームも面白いと
当時、目をつむってもできるくらいにやっていた
ゲームの製造元、任天堂にとおもったものの
京都ということでやめて、東京の会社ということで
ゲームセンターのゲームのセガに入社されたそうです。
当初は、FDのフォーマット係であったそうで、
ようやく、コンピュータで、キャラクタのデザインが
出来て、CRTに表示されたときには、非常に感激したそうです。
入社から最初の8年はとにかく、何もかも新鮮であったそうです。
初プロデュース作品『デイトナUSA』が世界的ヒットとなり、
その後は、『F-ZERO AX/GX』『スーパーモンキーボール』、
『龍が如く』シリーズ等の作品をプロデュースし、
現在は同社クリエイティブオフィサー兼CS研究開発統括部長として、
家庭用ゲーム開発の全てのラインを取り仕切っているそうです。
服装が変化したのは、『龍が如く』に係わるように
なってからとか。
一応、セガの社員ということで、
突っ込んだお話までは、ありませんでしたが、
ゲームの企画は、どうしたら通るのかとか、
ヒットするゲームの企画は、最初は否定されるとか、
インベーダーゲームの流行、ファミコンブームから
まだ、そんなに時間が経過しているわけでもない
ゲーム業界は、まだまだこれからという感じでいるそうです。
ゲームでは、アメリカと日本には大きな差があるということです。
PL法への対応も、アメリカの法がいい加減のようです。
デイトナUSAでも、アメリカでは、30万以下のものでないと
売れないそうです。ゲームセンターのゲームには、
高級なものから、低価格のものまで、ラインナップを用意しないと
国際的には、販売戦略が成り立たないようです。
日本であれば、座席があって、ハンドルや座席、ペダルにも
Gを感じるようなデラックスなものがあるものの
アメリカでは、立ってやるハンドルあるだけのもののように
とにかく安くで、メンテナンスが必要ないものでないと
売れないそうです。
メンテナンスのいるようなゲームは、なかなか置いては
もらえないようです。
ゲームのエンディングまで、見たという人が
どの程度いるのかというアンケートをとると
2割程度だそうです。
海外のゲームでは、お試し版で、すべてわからないように
コンプリートまで長いもので、操作も簡単なものが
好まれる傾向にあるようです。
販売戦略も、全世界ターゲットとなると、いろいろ難しいことが
多いようです。
『龍が如く4』の映像を紹介して下さいました。
先のゲームショーでお披露目したものだということでした。
この作品の企画は、最初から、日本国内のみ、
しかも30歳以上の男性をターゲットにしたものとして
立案したそうです。企画を通すのは大変だったそうです。
メジャーのゲーム機でということで、PS2でということに
したそうですが、SONYを落とすのも大変だったそうです。
ただ、ニッチとはいえ、ターゲットを絞りこみ、
妥協しない内容にすれば、売れるという見込みあっての企画で
あったということで、実際に販売した結果は、30万本をこえ
見事にヒットして、2の制作に入ることになったということでした。
2も65万本とヒットしたことで、3、そして、4とシリーズ化して
きているということです。
購買層は、75%が35歳以上の男性、50%が40歳以上、80歳を
こすユーザもいるとか。
1年という短期での制作を可能にしているのは、
プロジェクトの進行方法にあるそうです。
基本的に、プロジェクトはトップダウンであった方がうまくいくし
最終的に、どのように仕上げるのかを決めるのは、
ひとりでないとダメだということです。
すでに、プロデューサーやディレクターのなかに、
出来上がったときのイメージがあり、そこに向かって
作業が進んでいくことが出来るからこそ、短期間で仕上げることが
可能だということです。
とりまとめがひとりで、そこで判断し決定していくことから
制作の作業について、複数の作業をパラレルに進行させていく
ことが可能となり、パラレル進行の作業の成果物が、
最終的に統合したときに、矛盾なく収まることが出来るので
短期間での制作が可能ということです。
つまり、プロデューサーである名越稔洋氏が
倒れたら、プロジェクトは頓挫するともいえるのかなと
おもいました。
質問への回答といった形でのお話のなかで、
いろんな言葉が語られました。
ビジョンの大切さについて、
アイデアの出る瞬間について、
緊張と集中は違うものであり、集中の方が大切とか
楽しい仕事はないが、面白い仕事はある。
ゲームにしろ映画にしろ、勧善懲悪である必要はなく
いろんなものがあってもよい。
経営は、いろんな秤があって、
それぞれの秤が、バランスを保っていないとダメになる。
バランスの大切さを経営者はしっかりと見据えていなければダメ。
コンテンツには、コピーの問題、倫理の問題が、
つきまとうもの。
セガで、デザイナーとして、クリエイターとして、
プロデューサーとして、活躍してこられた一線を歩む人
ならではの話であったかとおもいます。
ゲームも、X-BOXの新システム「Project Natal(プロジェクト ナタル)」
にも注目されているそうです。

ゲーム機についても、家庭用ということであれば、
既に、Xbox、PS、Wiiの3強しか残っていなかったわけですが、
そこに、Zeeboが、参入しようとしているようです。
携帯型は、DSとPSPと携帯電話、PDAということになってます。
あとは、もっとも世界的にはユーザも多いのが、
PCゲームとネットゲームということになるでしょう。
家庭用も携帯型もゲームセンターも数では少数派ですから。
今後の注目は、映像的には3Dなのでしょうね。

さて、名越稔洋氏をはじめ、私も含めて、この世代は、
コンピュータの歴史と共に生きてきたといえるでしょう。
4ビット、8ビットの時代、紙テープ、磁気テープ、紙カードが
記憶媒体であったころから、FD(8インチ、5インチ、3.5インチ)となり
HDD、USBと流れてくるまでに、ITの進歩は、本当に目まぐるしく
急速であったと言える気がします。
黒電話から携帯電話までの変化、機械式のアーケードゲームから
最新のコンピュータ方式のゲームまでの変化、
テレビも白黒から地デジまで、
その変化を見てきたのだなと思うと、いろいろと感じるところも
あったりします。
セガでのゲーム制作という仕事のなかで、名越稔洋氏の
感じてこられたことの一部を、お聞かせ頂けた機会であったかなと
おもいました。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 07:46| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界食糧デー

 国連食糧農業機関(FAO)憲章が、1945年10月16日に発効、
食料の確保と飢餓の解決を目的としたFAOが設立されたことを
記念して、制定された日だそうです。
食の問題は、21世紀の世界の課題のひとつといえるでしょう。
飽食、残飯を大量に出す一方で、飢餓、餓死ということも
おこっているのは、食の配分のバランス異常が原因ですが
格差、貧富の差の影響になるのでしょうが、
なかなか改まることのない難しい問題でもあったりします。
食文化の多様性への対応という課題もあり、
また、どのような食が、良いのか、
食の自給自足、地産地消という取り組みも、
重要なテーマといえるのでしょう。
贅沢をやめれば、よき分配も可能でしょうが、
なかなかそうもいかないのが、現実の社会であったりします。

◆多様な食文化・食習慣を有する客への対応マニュアル
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/taiou_manual.html
■「未来の食卓」
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/
■「いのちの食べ方」
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
■「食の未来」
http://syoku-no-mirai.net/
■「おいしいコーヒーの真実」
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/
◆あしたへの選択
Choices for Tomorrow (CFT)
http://www.ashitaenosentaku.org

☆地球を貪り食う



●鉄板焼「赤坂MADOy」【鉄板焼 ビーガン・コース】
http://akasaka-madoy.livedoor.biz/archives/00813.html

ベジタリアン向け店舗検索サイト
ベジナビ
http://vege-navi.jp/

日本ベジタリアン協会の認定レストラン(東京)
・菜食健美(東京都新宿区)
http://www.daisho-kikaku.com/
・VEGAN Healing Cafe(東京都渋谷区)
http://www.vegancafe.jp/
・J's Kitchen(東京都港区)
http://www.js-kitchen.com/
・インド料理 ナタラジ(東京都・銀座/青山/荻窪)
http://www.nataraj.co.jp/
・つぶつぶカフェ(東京都新宿区)
http://www.team-e.jp/index.html
・オーガニック 赤坂小鉢や(東京都港区)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13030992/

日本ベジタリアン協会
http://www.jpvs.org/
http://www.jpvs.org/v-info/IVU/ivunews.htm
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 03:06| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする