2010年02月04日

「縁」

BShi ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン

「縁」

ファイト・ヘルマー監督(ドイツ)

 日本にやってきた3人のモデルの少女から
国際結婚をした男性、女性、
日本に住み続ける外国からきた人たちを
カメラは追いかける。
日本に住む理由は、ひとそれぞれ、
でも、日本の欧米と異なった文化や生活、
都市の風景が、彼ら彼女らをひきつけている。
 6組の日々をカメラが追いかける
その合間に、流れる東京の映像には、
海外からきた人が、不思議に感じる
日本の風景が表現されている。
日本人からみると、普通の風景でも
日本に特有なものは、海外から来た人には
変わってみえるものだということを
さり気なく伝えているようである。
日本という国が、海外からやってくる人に
どこか、一歩おくような感じがあるのは、
やはり、シャイだからなのかもしれない。
でも、外から入ってきた人に対して
礼儀正しく対応し、受け入れる姿勢をみせることが
出来るのも、日本人であるように感じる。
深く親しくなるのには、確かに時間がかかるかも
しれないが、出来ないわけではないだろう。
日本人は、海外からいろんなものを
受け入れて、自分たちの生活のなかに取り入れ
活用してきた。
 まず、文字が輸入である。
漢字を輸入して、使いやすくするために
カタカナを作り、さらに、平仮名をつくった。
欧米の言葉がはいってくれば、ローマ字表現も
導入した。いくつもの外来語を取り入れ、
技術や商品は、改良し使いやすくしていった。
神道というベースに、仏教、儒教を取り入れて
政治や道徳というモラルを構築していき、
文化を深めていった。
○○道といわれる趣味であり、学びであり、
スポーツであり、文化である。
そんな型をつくりだしていき、
伝統としていった。
老舗が世界一多い国であると共に、
最先端の技術国でもある。
その昔、日出る国として、黄金の国として、
伝えられ、神風の国として、恐れられ、
経済大国として認知されてきた日本。
海外から、どう見られているのか、
そして、実際に日本に訪れたとき、
海外の人は、どう感じるのか、
その一端を、このフィルムは追いかけている。
縁というものは、それぞれに異なるもの。
日本にやってきた人にとっても、
それぞれに違った日本が見えているようである。

ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン
http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/
2月5日(金)午後2:00〜3:47
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 13:19| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立春

 今朝は、水たまりに氷が張るような朝でした。
それでも、暦の上では、春の始まりを告げる日に
ことしもなったということです。
二十四節気のひとつである立春を迎えました。
これから、数えて、冬から春にむけての
さまざまな行事が行われていくことになります。

 今朝のニュースで、国立大学の2次募集の
状況が流れていました。
応募者の倍率の上位は、教育、看護、医療といった
分野であるようです。
残念ながら、理系は、倍率がもっとも低かったようです。
ものづくり、技術の国としての日本は、
次世代の育成において、なかなか厳しい状況に
あるということは変わりないようです。
やはり、若者は、今の労働環境を見ているのだと
いうことでしょう。
理系の職場が、魅力を失っていること、
うつ病やリストラ、精神も肉体も生活も
あまり良いことがないと映っているのかもしれません。
業界の経営者の皆さんは、もっと努力が
求められいるということを感じる必要が
あるのかもしれません。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 08:56| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

「“糸”〜道を求める者の日記〜」

BShi HV特集 シリーズ東京モダン

「“糸”〜道を求める者の日記〜」

ピルヨ・ホンカサロ監督(フィンランド)

 小野小町を描いた蒔絵から、
読経の流れるなかで、はじまる物語。
刑務所での僧侶と受刑者との会話・・・
夜の日本橋を歩く、若い僧侶のつぶやき、
バーを開き、飲み客と話をする僧侶と
仏壇に向かい経を読む僧侶、
どちらも、悩める若き愚僧の姿であった。
真理とは、離れた歩みを送りながら
人と教えの狭間で、語る相手から
何かを学ぼうともがいているようであった。
葬儀の様子をカメラがうつす。
その前に、亡くなった人への想いが
若き僧に語られる。
病気は、カルマを解消するために訪れる
試練のひとつ。無くなる前の闘病は、
この世で解消する予定であったカルマを
逝くまでに何とかさせようという
神の慈悲であったりするのだが・・・
悟り、死、生、・・・、悩み想いを
語る僧侶。ボクシング選手であったときの
怪我から、手術、引退。
コーチとの出会い、話をするなかで、
さまざまな想いがわきあがり涙する。
他人との語り合いのなかで、
自分をみつめなおしていく
和歌を詠みつつ、作品は幕を閉じる。
若き僧の道を求める人生の旅は続く。

ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン
http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/
2月4日(木)午後2:00〜3:50
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 07:11| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

節分


 四季を感じながら生活をおくっていた
日本人、節分は、四季の変わり目に
生まれるという邪気を追い払う行事といて
慣習となったものだといいます。
豆まきは、疫鬼を追い払う大晦日の追儺の行事が
節分でもおこなわれるように
なったからだといわれているようです。
鬼やらいや豆まきの行事。
それぞれの地域での催しなど、
大切にしていって欲しいとおもいます。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 07:09| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

生活習慣病予防週間

 生活習慣病は、平成9年に、厚生省が、成人病を呼称変更した
ものであったりします。
以前は、成人にしか見られなかった、病気が、
子どもにも見られるようになってきていたりします。
 がん、高血圧、心臓病、糖尿病、肥満、などなど
生活習慣と関係の深い病気が、多くなってきて
医療費に関しても、予算が厳しくなってきているといった
こともあって、予防することで、病気の発生を減少させて
老人福祉も、元気な老人が多くなり、
ピンピンコロリと逝くようになれば、予算も削減できるし、
老人も幸せになれるというわけで、
予防に対する視点での啓蒙活動が、重要しされています。
そんな予防への呼びかけの強化週間が、
生活習慣病予防週間ということになるでしょう。

 生活習慣病の予防については、
やはり、ポイントは、大きく3つといえるでしょう。

 1.食
 2.運動
 3.ストレス

ということでしょうね。
食についていえば、やはり日本人にとっては
和食中心の食生活に戻っていくことが重要であると
いえるでしょう。
食は、健康だけでなく、環境問題にも関わっています。
肉食を控えて、野菜中心にすることが
健康にも、環境にも、良いということですね。
もちろん、バランスも重要です。
偏食は出来るだけ避けたいものではあったりします。
ちなみに、ベジタリアンのことを偏食ではないのかと
間違った認識をなさる方がいますが、
ベジタリアンの食事は、バランスも良く、健康にも良く
環境にも優しいという、非常に優れたものであったりします。
出来る方にはお奨めです。

運動といえば、出来るだけ歩くように心がけることが
第一だということになります。
体操やジョギングなど、すこし強度のある運動も
出来れば習慣的に行いたいところではあったりします。
学生にとって、体育の授業は運動という面でとても
重要なものであるなと感じます。

ストレスといえば、やはりリラックス出来る時間を
もつこと、睡眠をきちんと取ること、
趣味の時間を楽しむことなど、
ストレスから解放される方法や時間を確保しておくことが
必要なのだといえるでしょう。
アロマやハーブといったものを使うのもよいかとおもいます。

日々の生活は、人それぞれに異なる環境にあるものです。
自分に出来る範囲で、出来ることから
やってみて、習慣的に続けられるようにすることが
予防の第一歩なのだといえるでしょう。

さて、国の方では、厚生労働省が以下のような告知をしています。

生活習慣病予防(健康づくり)特集
 〜 1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ 〜
     良い生活習慣は気持ちがいい!
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/index.html
その内容は、
1.運動施策の推進
 健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)
2.栄養・食育対策の推進
 食事バランスガイド
3.たばこ対策
 禁煙支援マニュアル
といった感じです。
あと、厚生労働省では、「階段利用キャンペーン」を
展開しているようです。
殆ど知られていないような気がしますけど・・・。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)等の
該当者・予備群に対する保健指導の徹底が、
平成20年4月から健診・保健指導の仕組みが変わったことで
実施されているわけですが、さて皆さん、
何か変化があったでしょうか。
企業において、何か変わったことあったでしょうか。
あまり変わってないという人が実は多いのかも知れないなと
いう気がしています。
体のケアだけでなく、心のケアにおいても、
日本の多くの企業は問題を抱えたままであるということ
なのかもしれません。
そして、それは学校などでも同じことが言えそうです。
食育、心のケア、生き甲斐を見出せる環境、・・・・
やるべきことは、いろいろあります。
そして、まずは、気付きから、ということなのかなと
感じたりもしています。

生活習慣病予防週間、ちょっと、自分や親しい人の
健康や、生活について、見直してみては如何でしょうか。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 18:13| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・ホリスティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「辛抱」

BShi ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン

「辛抱」

ジル・クロン監督(フランス)
サヒヤ・ビャンバ撮影監督(モンゴル)

 ドキュメンタリ映画には、監督自らが登場する形のものと
そうでないものがあるが、この作品は後者の形式を
とっている。
 フランスの女性監督が、日本の国技相撲の世界の中で
若者が、どのように、相撲道に入っていくのか
カメラに納めた作品である。
 カメラがフォーカスしたのは、北海道の高校で
柔道部のエースだった平成生まれの少年。
彼の言葉がモノローグとして入ってくるなかで
彼の行動と周辺の人々との関わりを、
カメラは追いかけている。
インタビュー形式をとっていないのは、監督の視点を
強く出したくなかったからなのかもしれない。
 進路に迷い、父親や周囲の奨めもあって、
相撲界に進んでいく、地元の期待を市長との会見や
後援会のパーティーで感じて、
頑張るという決意を固めて東京へ。
部屋の師匠、先輩の暖かい指導の中で頑張っていく。
しこ名をもらい、気に入って、勝ちたいという
おもいをもって初土俵へ、でも同じ新人には、
学生相撲でならしたものなど、高校卒業まで、
相撲などしたことのなかった若者にとっては、
勝てないことでの不安、自信の喪失が、
なんとなく、東京に出てきて、馴染めない感じのした
生活パターンや環境とあいまって、
ホームシックになり、他の道もあったのではないかと
惑うようになっていく。
そして、ある日、家出してしまう。
しかし、この家出が、若者の心に変化を生むことになる。
地元に戻れず、友達のアパートに転がり込むものの
日々、することもなく、ゲームをしたりするだけ、
自分自身のことを、振り返る機会になっていく。
そして、また部屋に戻ることに。
家出した若者を、戻ってきたとき、
いなくなったとき、部屋の師匠や先輩が、
どうしたのかについては、カメラは何も撮影していない。
ただ、戻ってきたあと、家出前と変わらずに
稽古に励む、若者の姿を映し出す。
若者は、柔道に取り組んでいた頃の自分の気持ちを
思い出している。
そして、我慢、辛抱ということの大切さ、
その先にある結果を信じることが出来るように
なっている。
 現代っ子という側面もあるが、部活で柔道に取り組んできた
スポーツマンでもある少年の姿は、昔も今も変わらない
ものがあるように感じられた。
現代だから、昔とは違うという事をいう人もいるが、
実は、特別何か違いがあるわけでもないのだ。
そう感じさせられる。
 若者は、今も、土俵にあがって、上を目指している。
気になったので、この初場所の結果を確認してみた。
頑張ってるなと感じた。

ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン
http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/
2月3日(水)午後2:00〜3:50
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 17:31| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

株式会社ありがトン1周年

 平成22年2月2日、2並びのこの日、
にこにこ笑顔の素敵なうつ病専門カウンセラー
澤登和夫氏、愛称さわとんの会社が
1周年を迎えました。

株式会社ありがトン
http://www.arigaton.com

「うつ蔓延社会」を「うつ円満社会」へ!

このミッションの元、この1年間活動を積み重ねて
ここまできたという感じです。

2年前に、第1回いきいき!フォーラムで、
起業することを宣言して、一緒にプロジェクトを
歩んできたなかで、さわとんの成長には、
驚かされるばかりでした。

小冊子で伝えたメッセージから
2008年ドリームプランプレゼンテーションで、
発表した「ありがトン」の絵本

メルマガも、1年を経過し、
毎日ほんわか、あったか、なごやかメルマガ
『さわとんの、今日の「ありがトン」』
(PC)http://archive.mag2.com/M0088094/index.html
(携帯)http://bn.mobile.mag2.com/bodyView.do?magId=M0088094

ホームページもリニューアルして、

2009年6月には、
★コミックエッセイ「ありがトン」絶賛発売中!
(サンマーク出版、ありがトン♪CD付)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763199277
ということになりまりた。

その活動も、メディアで取り上げられるようになりました。
NHK「おはよう日本」で紹介され、
NHK「生活ほっとモーニング」で紹介され、
「日本の、これから」に出演したり、
テレビ、新聞、雑誌に、紹介されるなかで、
さわとんの想いに、共感し、また、さわとんとのふれ合いで
救われたという方も多くいらっしゃいます。

いまも、次の目標に向かって、
日々、努力しているさわとんです。

私も、共感している彼のミッションに、
今後とも、協力させていただいていくつもりです。

さて、今日は、創業1周年ということで、
さわとんがお世話になった皆さんを招待して、
ささやかなパーティーを企画しています。

都内で開催されるパーティーには、50名の会場に
70名の皆さんから、参加の申し出があったということで、
急遽、6日も開催することになったようです。
100名もの人々が、さわとんの創業1周年を
お祝いして下さることに、さわとんもとても感激し、
感謝しています。
そして、あらためて、決意を強くすると共に、
日本の社会から、自殺やうつ病で悩む人が、
少しでもいなくなるように、メッセージを伝え、
様々な活動を行っていってくれることでしょう。

さわとんの活動に興味のある方は、ぜひホームページを
ご覧になって、いきいき!フォーラムや、
うつ病に関するセミナー、講演会などに、
お越し頂いて、さわとんとお話してみて下さい。

昨日は、東京に今年はじめての雪がつもりました。
雪で、白化粧した街の風景は、いつもとちょっと
雰囲気がことなっていたりします。
心の悩みは、解決できるものです。
ひとりでは難しいかもしれないけれど、
人はひとりではありません。
助け合い、支え合える力を、人はもっています。
その力を少し発揮すれば、違った明日が訪れることでしょう。

昨年も3万人を超えた自殺者。
日本のこれからを考えるとき、心の豊かさと
心の安心こそが、物質的なものよりも重要になっているのだと
おもいます。

ありがトンという感謝の言葉と共に
さわとんが、目指す、うつ病円満社会
多くの人たちが、共感し、ほんのちょっと心のあり方を
かえていってくれたら、実現できることだとおもっています。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 12:37| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

萌えの心臓

BShi ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン

「萌えの心臓」

バラットゥ・ムルティ監督(インド)

 自らも漫画を描くという、監督が日本の同人文化に
迫っていく。外国人からみた、漫画同人誌と
コミック文化、それに関わる人々をカメラは追いかける。
インタビュー形式で、進む映像は、
監督の問いかけに対する返答を通じて、
コミック文化のなかの萌え、やおい、BL、腐女子、少女漫画と
いったコアな世界へと迫っていく。
おそらく、日本人のなかでも、知らない人が多いのでは
ないだろうか。このドキュメンタリをみて、はじめて知った。
そんな感想を持つ日本人が、普通にいるような気がする。
私にとっては、特に目新しいものは無かった。
登場してくる女性の同人作家や漫画家の皆さんについても
頑張ってるなって感じで、そうだよねって気持ちで
みまもっていた。
 同人誌の基本は、やはり自己中心にあるといえるだろう。
自分の感じたこと、自分の表現したいことを描きたい。
その想いが中心にあって、頑張れるのだといえる。
そこは、プロとの大きな違いであるといえるし、
それぞれの自己主張が、交差するなかで、共感がうまれ
その共感できる人の連鎖が広がっていくことで
作品の読者が多くなっていく、そんな世界が同人誌の世界で
あるのだといえる。より多くの人に共感を与えられる作品を
描ける人が、プロになっていくこともあるということ。
また、何千部も完売させるメジャーになっていくことになる。
 趣味の世界というのは、まず自分が楽しいということが
大前提であり、同人誌の世界も、それは同じこと。
そのあたりを描くといった感じではなく、
BLや少女漫画、腐女子といった関連の人気について
それを理解したいというアプローチが中心にあると
感じられた。
 インターネット時代において、なぜ電子媒体ですませずに
印刷したものを求め、コミケに人が集まるのか、
それも、監督にとっての謎であったようだが、
監督が、その謎の答えを得られたのかどうかは、
定かではなかった。
コミケでもっている印刷屋さんって結構あるので、
ある意味産業を支えているイベントでもあったりする。
紙の文化というもの、出版や書籍に関する文化が、
欧米とは少し異なっている部分が日本にあるのも確かだとおもう。
作品としての形を残したいという想いは、
電子媒体では、あまり満たされないということでも
あるのではないだろうか。
また、日本人は、お祭り好きな民族であるということも
コミケの背景にはあるといえるだろう。
年に2回の、お祭りといった要素も間違いなくコミケにはある。
文化祭といった感じの部分も含めてといったところだろうか。
ただ、インターネットの普及は、部活という要素を
同人誌活動から薄めている部分はあるようで、
ベテラン印刷技師の言葉からは、そのあたりが残念といった事が
感じられた。
 表現して、伝えたい。読んで共感したい。
楽しみたい。現実を忘れてリフレッシュしたい。
いろんな想いが、コミック同人文化のなかにはある。
日本の漫画が、読者の読解力の高さというものもあって、
非常に多岐多様な分野をカバーしている。
表現方法も様々であり、実験的なアプローチもあったりする。
これは、日本人にある「あうんの呼吸」とか、「さっする」といった
人と人との関わりあいかたも、関係しているようにおもう。
主張することがへたとか、伝えることがへたという
ことが言われる日本人であるが、それはさっすること、
理解することが得意であるがゆえのことである
ともいえるかもしれない。
漫画は、余白をよみ、流れをよむ作品でもある。
海外のコミックの表現とは、異なる表現があり、
それを読み切れない海外読者にとっては、なぜ面白いのか
わからないということになるだろう。
でも、わかる人にわかってもらえたら良いというのが
同人文化であるともいえる。
 その中からメジャーになる人もいるけれども、
一生、趣味として、楽しんでいく人もいる。
結局、日本人と漫画、コミックとの関わりかたは、
人それぞれに異なるということ。
そして、それぞれが、自分の想いで、集うのが
コミケであるということなのだろう。
 さて、萌えとは何か、このドキュメンタリの
撮影と通して、監督は答えを得れただろうか。

ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン
http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/
2月2日(火)午後2:00〜3:50
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 22:55| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本人のひとつの姿を、英国監督が追う

BShi ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン

 「ナオキ」

ショーン・マカリスター監督

日本人の滅私奉公ぶりの謎を追いかけて
東京でカメラをまわしたものの、
心を開いてくれる人に出会えなかった
取材に協力してくれる日本人との出会いを
もとめていくなかで、
東京ではなく、地方で、その出会いが訪れる
山形で、暮らす無職の中年男性のナオキとの出会い。
27歳年下の20代の恋人と、アパートで、
郵便局でアルバイトをしながら暮らしている
男性の日々を追っていくなかで、
日本の隠された現実に、驚く監督。
60年、70年代の学生運動、
バブル時代の大成功での贅沢な生活、
バブル崩壊での転落、
そして、今、働く恋人と、アルバイトを
しながら生活している日々・・・。
 日本の貧困と、アフリカの貧困、
どちらが幸せかという問いに、
監督は、アフリカと答える。
同じ貧困でも、心の豊かさと自由があるか否か
その差は大きいと感じてしまったからだと
いえるだろう。
 日本の貧困の問題が、一見、貧困ではないように
みえるがゆえに、隠されているという現実を
カメラを捉えていく。
 淡々と続く、ドキュメンタリ映像は、
静かに、日本の真実の姿を映し出す。
でも、そんなナオキにも、うれしい時はあり、
幸せを感じるときもある。
アルバイトしている中年男性と、同姓している
20代の彼女は、なぜ、自分の親と同じ年代の
ナオキと暮らしているのか、
カメラを、その心に迫るべく、撮影を続ける。
 映像のなかで、その答えを見出せたのか、
見出せるのか、それは、この作品を観た人への
問いかけであるといえるかもしれない。
 人生のなかで、大切なものとは何なのか、
生きていく上で必要なものとは何なのか、
イギリス人監督の眼からみた、
日本人の中年男性ナオキ、そして、その恋人、
2人の親族、アルバイト先の若者や同僚、
そんな、日常の構図のなかに、
みえてくる、日本の現代の生活風景・・・・。

2009年に、
山形国際ドキュメンタリー映画祭で、
インターナショナル・コンペティション部門の特別賞、
市民賞を受賞した作品に、
日本人は、何を感じるのか。
109分の切り出された映像のなかから、
伝えられるものに
日本と日本人の姿を、かいま見ることになるのかも
しれません。

さて、外国人からみた日本、日本人。
東京モダンでは、そんなドキュメンタリー作品を
放送しています。
今週も、再放送が次の通りあるようです。
日本人が気が付かない日本と日本人の姿を
外国人監督のカメラを通じて、
見てみることで、なにか感じさせられることが
あるような気がします。
時間のある方は、ご覧になってみては如何でしょうか。

BShi ハイビジョン特集 シリーズ東京モダン
http://www.nhk.or.jp/tokyomodern/
2月2日(火)午後2:00〜3:50
「萌(も)えの心臓」
2月3日(水)午後2:00〜3:50
「辛抱」
2月4日(木)午後2:00〜3:50
「“糸”〜道を求める者の日記〜」
2月5日(金)午後2:00〜3:47
「縁」
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 17:36| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一夜正月


 睦月から如月へ、時は流れました。
厄年の人が、厄払いのいみで、
厄年を早く送ってしまいましょうと
「年かさね」をするのが、
如月の最初の日であるということです。
この日を元旦として、年を取り直し、
厄年が過ぎたとする仮の正月が、
一夜正月ということです。
 42歳の厄年のみなさんが、
この日をどの様に過ごすのか、日本の慣習として
すでに忘れ去られていることが多いようです。
 今日は、牛の日でもあるということで、
如月の最初の牛の日に行われるお祭り
初午大祭が、稲荷神社で催されるようですね。
日本の各地にあるお稲荷様でのお祭り、
白蛇を象徴とする農耕の神
宇迦之御魂神
尊称が、稲荷大明神。
稲を生かす、稲生から、稲荷になったとも
いわれるようです。
その眷属には、狐がいたりします。
日本は、神道と仏教と儒教の国であるということを
もっと、地域のなかの慣習や行事などを大切にするなかで
学んでいってもよいようにおもいます。
地域文化を学ぶ授業のなかで、
地域の信仰や伝承、慣習や祭司、行事などを
きちんと、子どもたちに伝えて、
自分たちが育っている地域のことを、
よく知り愛せるようにしていくことが、
学校教育、地域教育で、戦後足りなかったことでは
ないのかなという気がします。
そのあたりを、しっかりと行えるように
していくことこそが、地域を元気にすること
地方の時代をより進めていくことに
繋がっていくのではないでしょうか。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 13:33| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする