2010年02月08日

針供養

 日本の行事には、日頃お世話になっている物への
感謝を捧げるためのものが多くあります。
使い捨てるといったことは、日本では常識では
なかったともいえるでしょう。
 針供養は、縫い針を休め、折れた針を供養して
いつも布をいききしている針の苦労に感謝して
柔らかいものでねぎらうというもので、
古くから行われているものであったりします。
道具への感謝という考え方、感性が、日本人には
昔からあったということです。
それは、もったいないの心にも通じるものであると
いえるでしょう。
 先だって、ニュースで、看護師や医師が、
注射針を供養するということを病院の行事として
行っているという話題が流れていました。
使うものに、感謝して、大切に扱うということは
ものにも霊が宿ることがあるというように
物の怪とかを信じてきた、日本の霊精の位置付けに
係わっていることなのかもしれません。
 ものを大事にすることを、消費社会は忘れて
しまっていたために、環境問題にも繋がっていったと
いえるかもしれません。
 この様な行事を通じて、物に関する考え方
そこから環境への考え方、産業や社会のあり方を
考えていくことも必要であるような気がします。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 12:46| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする