2010年03月04日

2ちゃんねる騒動

 冬季オリンピックの結果を巡って、勃発した
韓国からの2チャンネルへのサーバー攻撃事件は、
2ちゃんねるのサーバダウンという結果だけでなく
同サーバを管理するデータセンターの他のサーバーにも
影響を与えたようです。
 データセンターは、アメリカのPIE社管理ということで
今回の騒動は、米国連邦法と同社のあるカルフォルニア州法に
基づいて、FBIが捜査することになったようです。
 この事件、2ちゃんねるでも、
「2ちゃんねる復活への奇跡の軌跡」と題したページが
出来ているらしいです。
いろいろと、お騒がせしてきた2ちゃんねるですが、
今回、ネットのある種の課題を、図らずも明らかに
した形になったように感じます。
 攻撃方法は、いたって単純。
サーバーに接続したら、再読込みのF5キーを連打するという
「F5リード」攻撃ということです。
これが、一部、自動アプリも含めて、
同時に、何万人もが行うことで、サーバのトラヒックと処理が
過負荷となって、動作に影響を与えるというわけです。
今回は、韓国から、5万人規模で、行われたと言われているようです。
 被害総額は、250万ドルとか。
首謀者は、逮捕される可能性もあるようです。
 世界中の人が、アクセスできるネット環境において、
通常は、アクセスは分散するものであり、
サーバの能力も、アクセスユーザを想定して、処理能力を
設定しているわけですが、
いわゆるピーク負荷を、どこに設定するのかといった、
システム構築上の課題とも繋がる話題だなと思ったりしました。
拠点を分散して、アクセスを一カ所に集中させないようにして
各拠点の処理能力は、最大ピーク対応にしなくてもよいように
するといった考え方が多いとおもいますが、
もし、一カ所で対処するなら、スーパーコンピュータといった
レベルの処理能力が求められるといったこともあったりします。
アクセスユーザ側の処理能力が向上し、回線の伝送能力が高く
なっていくなかで、サーバ側の処理能力も、更なる向上が
必要となっていっているわけですが、
クラウドのようにして、実態を分散させるという方向性が
今は主流であると感じます。
超スーパーコンピュータで、集中処理するというのも
コスト度外視でいけば考えられるでしょうけど、余りはやりでは
ないのかなといったところでしょうか。

 さて、今回の騒動の発端となった発言ですが、
発言した人は、たいしたこともなく、なにげなく
自分の感情の赴くままに、発言したのでしょう。
でも、そんな発言に、感情的になって、反応する人がいて、
それは、まさに理性なき感情の渦となり、
蝶のはばたきが、台風になるといったような
故事のごとくに、展開していったということですね。

 便利で簡単になればなるほど、ユーザは増加するし
ユーザの操作に対するモラルレベルも低くなっていく
そこで発生してくる感情的な問題が、ネット以前であれば
地域限定され、しかも伝搬スピードもゆっくりでしたが
ネット時代では、世界中に、あっと言う間に広がって
しまうことになるわけです。
この危険に対して、どう対応していくべきなのか、
技術的な問題でもあると同時に、社会倫理的な問題でもあると
いえるでしょう。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 13:36| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

光とともに・・・

 今朝のニュースで、今年の1月28日に、
漫画家の戸部けいこ氏が、亡くなられていることを
知りました。享年52歳、闘病生活のすえでのことで
あったそうです。
 戸部さんの名前は、ミステリー系の雑誌で
よくお見かけしていて、記憶に残っていますが、
 代表作は、未完となってしまった
『光とともに…』ということになるでしょう。
自閉症の子供とその親を主人公にした作品で、
2004年の文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を
受賞しており、テレビドラマ化もされた作品です。
 残されたネームなどを元に、
第15巻を発刊する方向で編集が進んでいるようです。
 漫画のもつ魅力と力を、世に示してくれた
作品のひとつであっただけに、未完で終わってしまったのは
残念でなりません。
残られたネームなどをもとに、
ぜひ、戸部さんの伝えたかったことを、
第15巻にまとめて、発刊して欲しいとおもいます。


posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 12:54| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする