2010年05月13日

26学会(41万人会員)会長声明:科学・技術による力強い日本の構築

平成22年4月28日に、国内の26学会長パネルディスカッション
及びアンケート調査を受けて、
また、26学会共同シンポジウムにおける、
科学研究・技術開発に対する日本の取り組むべき課題、
現状に対する認識、向かうべき方向、そのための政策と決定の仕組み
といった内容に関して、討議を行った。
その結果として、関係する方面に適切な対応を願うために
13項目の指摘と提言を行った。
その内容が、26学会(41万人会員)会長声明として、
提示されている。

私の所属している 情報処理学会、日本物理学会も、
26のなかのひとつである。

この声明は、平成23年度からはじまる
国の第4期科学技術基本計画の策定に当たっての提言でもある。


26学会(41万人会員)会長声明
「科学・技術による力強い日本の構築
 −我が国の科学・技術の進むべき方向と必要な政策−」
http://www.ipsj.or.jp/03somu/26gakkaicho-seimei20100428.pdf

その内容を、大雑把に記述してみると
以下のような感じになっている。

(A)研究教育予算・投資の改善
 1.運営費交付金、私学助成金による大学・研究機関の基盤強化
 2.GDP比1%以上の国の研究費確保(公的研究機関の研究費確保)
 3.多様な研究費確保、大規模研究分類の設置と
  中規模設備や中規模研究費分類の整備、方法論としての見直し。
 4.大型施設を基盤とした多数多様なスモールサイエンス発展の為の
  投資のあり方の検討。

(B)研究資金の過度の集中の是正と多様な評価・価値観の導入
 1.WPIやCGOEなど一部の特定大学等への研究機能の集中の是正。
  国策的な基礎科学とイノベーション開発推進の為の
  研究機関の整備
 2.競争的資金制度の見直し、統合整理の是正、多様な人材や
  研究者が自由な発想で創造的活動を行える資金配分が必要

(C)女性・若手研究者支援と奨学金の充実
 1.女性研究者や若手研究者の活用基盤の強化、
  夢を与える科学技術施策や執務環境の整備
 2.ポスドク問題への対策、キャリア支援の充実、
  国や大使館の理工系採用における欧米並みの学位取得者の
  優先採用の実施
 3.博士学生への奨学給付金の支給
  科学・技術リテラシー向上のためのアウトリーチ活動支援の充実。

(D)その他(学術法人、科学・技術の日、政策決定)
 1.公益法人改革の見直し、学術団体に対する「学術法人法」の制定、
  学術活動、科学・技術コミュニティーへの活動支援施策の実施。
 2.「科学・技術の日」の設置、国民の科学技術リテラシーの向上と
  日本の科学技術立国としての世界へのアピール促進。
 3.科学・技術の中長期的展望と科学的評価検証の出来る仕組みと
  政府に科学・技術政策の羅針盤と的確な情報を提供できる仕組みの
  構築と整備強化。
 4.政策決定への科学・技術研究者の意見の反映が出来る環境と
  政策内容を国民に理解してもらうための仕組みや活動の充実

http://www.ipsj.or.jp/03somu/26gakkaicho-seimei20100428.pdf

 結局、日本は、資源もエネルギーもない国であるのだから
科学・技術が、国の重要な資源であり、そこが国際競争で
負けていけば、当然、国力も衰退していくことになるだろうとにも
関わらず、これまで、民間と大学の個々の活動に頼り、
政府は、その活動の邪魔をすることはあっても、支える活動を
行ってきていたとは言いがたい部分がある。
それらを見直し、必要な予算を、未来の日本の為に、
適切に投資していけるような仕組みを、官学産民の連携のなかで、
再構築していくべきであるということ。
それにあたって、各学会より、
まずは提言を行ったというものであるといえる。

 事業仕分けで、きちんと必要性を説明できないのも、
行政が、科学技術の必要性や内容を把握してこなかった為で
あるといえるだろう。
 国民に対しても、国会議員に対しても、
必要性を説明できるような体制や仕組みが必要であるし、
また、科学・技術の発展を推進するための、支援政策も
充実させていくことが必要であるといえる。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 19:29| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・文明・学術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本代表・予備登録選手も発表されました

ワールドカップ南アフリカ大会への参加代表国にて
続々と予備登録選手込み30名が発表されてます。
日本代表も、先に発表された、23人の代表選手に
加えて、予備登録選手7名が発表されました。

残念ながら、小野くんをはじめ、エスパルスからの
選出はありませんでした。

南アフリカ大会予備登録選手7名
DF
槙野智章(広島)
徳永悠平(FC東京)
MF
小笠原満男(鹿島)
石川直宏(FC東京)
香川真司(C大阪)
FW
前田遼一(磐田)
田中達也(浦和)

とくに、サプライズもなく、
順当は選出であったといえるでしょう。
ただ、入れ替えたほうがよいように思える
選手もいるような気はします。
サポータも結構、そう思っている人は
いるのではないでしょうか。
しかし、予備登録選手についても、
何があるかわからないので、きちんと準備して
おいて欲しいとおもいます。

ところで、現地に帯同する予定の
4人選出サポートメンバーについて、
メディアにリストアップ情報が出ていました。
DF
山村和也(琉球大)
MF
香川真司(C大阪)
金崎夢生(名古屋)
FW
宇佐美貴史(G大阪)
永井謙佑(福岡大)

と、U-21のメンバが、リストアップされているようです。
カズが帯同希望しているようですが、
まあ、岡田監督は、サプライズなしですから、
上記の選手をサポートメンバとして帯同することに
なるのでしょう。

ところで、どうもドイツのクラブが、
Jリーグの若手に、注目しているようですね。

MF
 香川真司(21)7月からドイツ1部のドルトムントヘ完全移籍。
DF
 内田篤人(22)ドイツ1部リーグのシャルケへの移籍交渉中。

海外で得るものも多いと思いますが、
それも、本人の意思によって、大きく結果が異なってきます。
ワールドカップ終了後の欧州リーグにも注目といった
ところでしょうか。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 12:55| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 蹴球・趣味・興味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする