2010年08月11日

ジブリ創作のヒミツ(NHK)〜ジブリは存続するのか

 日本の映画、アニメを牽引してきたといえる
スタジオジブリ、このジブリは、2人の巨匠といわれる
監督の為に創られたものだといわれてきました。

宮崎駿監督と高畑勲監督の2人です。

過去、鈴木プロデューサーは、2人が辞めたら
潰れてもしかたないといった感じの発言もされています。
しかし、今や、日本の映画界、アニメ界を支える
ブランドとなったジブリ、
やはり、今後も、存続していって欲しいし、
2大巨匠なきあとも、日本の映画界、アニメ界を
牽引して欲しいと思います。

そこで、大きな課題になっているのが、
2人の監督の後を引き継ぐ人材です。
また、鈴木プロデューサを引き継ぐ人材も必要です。
この人材育成の問題が、
まさに、ジブリに存続のもっとも大きな課題といえるかも
しれません。

監督の影響が大きすぎることが、大きな原因とも
いわれてきていました。
「スタジオカジノ」「スタジオギブリ」といった
別レーベルをつくる必要があったのも、
まさに、監督の影響を排することがあったのかもしれません。

風の谷のナウシカ  宮崎駿 1984年3月11日 116分 東映
天空の城ラピュタ  宮崎駿 1986年8月 2日 124分 東映
となりのトトロ   宮崎駿 1988年4月16日 86分 東宝
火垂るの墓     高畑勲 1988年4月16日 88分 東宝
魔女の宅急便    宮崎駿 1989年7月29日 102分 東映
おもひでぽろぽろ  高畑勲 1991年7月20日 119分 東宝
紅の豚       宮崎駿 1992年7月18日 93分 東宝
平成狸合戦ぽんぽこ 高畑勲 1994年7月16日 119分 東宝
耳をすませば    近藤喜文 1995年7月15日 111分 東宝
同時上映『On Your Mark』
もののけ姫     宮崎駿 1997年7月12日 133分 東宝
ホーホケキョ となりの山田くん
高畑勲 1999年7月17日 104分 松竹
千と千尋の神隠し  宮崎駿 2001年7月20日 125分 東宝
猫の恩返し     森田宏幸 2002年7月20日 75分 東宝
同時上映『ギブリーズ episode2』
ハウルの動く城   宮崎駿 2004年11月20日119分 東宝
ゲド戦記      宮崎吾朗 2006年7月29日 116分 東宝
崖の上のポニョ   宮崎駿 2008年7月19日 101分 東宝
借りぐらしのアリエッティ
米林宏昌 2010年7月17日 94分 東宝

ジブリが最初に大抜擢した期待のアニメーターが、
近藤喜文さんでした、しかし、近藤さんは早逝してしまいます。
『魔女の宅急便』における片渕須直さん、
『ハウルの動く城』における細田守さん、
といった外部からの演出家の招聘で失敗しており、
森田宏幸さんが成功したくらいであったりするわけです。

そこで、鈴木プロデューサが、抜擢したのが、
宮崎吾朗さんでしたが、興行的には成功といえるものの
今ひとつの評価であった気がします。
そして、今回は、 宮崎駿さんもみとめた、監督抜擢で、
アニメーターの米林宏昌さんが、演出をまかされたわけです。

これまで、宮崎さんにおんぶにだっこでは、監督など
ジブリからは育たないといわれてきましたが、
ようやく、そんなこともないという感じの人材が
出てきたというところでしょうか。
今回、作画監督であった山下明彦さん、
「ちゅうずもう」で、短編監督も務めてます。

ジブリからの新しい監督として、次代のジブリ映画を
支える人材として、
米林宏昌さん、山下明彦さん、
には、注目といった感じでしょうか。
お二人の次回作が、楽しみです。

ジブリの問題のもう一方、鈴木プロデューサの
後継者の方が、どうなっていくのかにも
関心があるところです。

宮崎さん、よく口出さずに我慢したなと思います。
そして、宮崎さんの影響の濃いスタジオのなかで
マロさん、頑張ったとおもいます。
宮崎さんに絵コンテチェックしてもらわないのは
当たり前のこと、それを不安がるスタッフの方が
問題ありなのですが、そこが改善されるには、
まだ少し時間がかかるのかもしれませんね。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 00:24| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする