2010年09月05日

食の問題を考える〜殺生のない食への選択〜

食の問題を考えるとき、必ず出てくる関連する問題として
動物愛護の問題があげられます。

最近話題になった、アカデミー賞受賞したドキュメンタリー映画

「ザ・コーブ」
http://www.thecovemovie.com/
http://www.thecovemovie.com/japanesefiles/the-cove-store-files-final/Cove-home-page-absolute-url.html

も、動物愛護の視点が重い作品といえるでしょう。
食については、この他にも、多くのドキュメンタリー作品があり、

「フード・インク(Food, Inc.)」
http://www.foodincmovie.com/
「いのちの食べ方」
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
「食の未来」
http://syoku-no-mirai.net/

肉食への疑問を提示しているといえるかもしれません。

イルカの肉を食べるということについても、
鶏、鯨、牛、馬、羊、兎、魚、の肉を食べるのと、
なんら変わりはないということです。
「Why love one, but eat the other?
(なぜこっちは愛してあっちは食べるの?)」
http://kokoro-kotoba.seesaa.net/article/144038624.html

ベジタリアンは、広い意味での菜食ですが、
その中にも、いろんなレベルがあります。

ベジタリアン (Vegetarian)
「健全な、新鮮な、元気のある」という意味の
 ラテン語 'vegetus' からできた言葉。

ビーガン (Vegan)
ピュア・ベジタリアン (Pure-Vegetarian:純粋菜食)
ダイエタリー・ビーガン (Dietary Vegan)
フルータリアン (Fruitarian)
ラクト・ベジタリアン (Lacto-Vegetarian:乳菜食)
ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-Ovo-Vegetarian:乳卵菜食)

この他にも、ベジタリアンとは言い切れないけど

ペスクタリアン (Pescetarian)、
ペスコ・ベジタリアン(Pesco-Vegetarian:魚乳卵菜食)
フィッシュ・ベジタリアン、
デミ・ベジタリアン(デミベジ)、
セミ・ベジタリアン、
オールモースト・ベジタリアン。

といったレベルでの、みなさんもいらっしゃいます。
それぞれに、想いをもって生きていることにかわりありません。

文化の基礎は、衣食住にあるといえます。
どんな衣食住をしているのかが、その地域の文化の源泉となっていると
いえるでしょう。
そして、その文化の中から伝統が生まれていきます。
また、慣習も生まれていきます。
そして、時代の流れのなかで、伝統も変化をしていきます。
伝統のなかにも、守るべきもの、消えゆくのを是とするものが
あるといえるでしょう。
日本の伝統としての漁業文化には、イルカ漁もあれば、鯨漁もあります。
鮪漁、鰹漁、鰯漁などもあります。
それを、守っていく必要があるのか、それとも時代の記憶として
メモリーに残すだけで充分であり、消えゆくのを是としてかまわないのか
その部分の判断の基準の違いや、想いの違いが、
漁文化については、常に衝突しているように感じます。
ただ、日本は、それらの漁文化が生まれ継承されていた時代は、
それをしなければ、食を維持出来ないという時代であったということも
大きいということを考える必要があるでしょう。
だから、守る必要があったということです。
しかし、今の日本において、生きていける食を、別に確保出来るので
あれば、その殺生の文化は、消えるのは是であるといえると思います。
過去の記録として残しておくことで充分な食文化のひとつであると
いえるのではないでしょうか。
新しい時代のなかでの衣食住をベースに、それを支える文化のなかで
殺生を無くしていけるのなら、それは素晴らしいことだという考えかたが
広まっていくことが重要であるように感じています。
そして、それが出来る環境にあるのであれば、そちらを選択するべきだと
いうことなのだとおもいます。
地球上には、その選択の出来ない環境に生きている人もいます。
その人たちに、殺生を伴う食を止めろというのは死ねというのと同じです。
食の多様性を考えていくにあたり、
そのあたりの理解も、必要なことであるといえるでしょう。

食を自ら選択できる環境にいる人たちが、まず、殺生の食を捨てること。
それが、もっとも重要であり、優先されるべきことだと思います。

私は、ビーガンの考え方には共感しますが、ビーガンではありません。
ラクトベジタリアンです。それが、人としての最低ラインの食文化で
あると思っているからです。

日本における食の見直しは、まず、明治維新前の食の基本に戻ることに
あるように思っています。
明治維新の大きな失敗は、欧米の殺生食の輸入にあったとおもいます。
そこまで、欧米のまねをする必要はなかったのだということです。
焼き鳥や、卵焼き、焼き肉など、殺生食の多くが、
一般的になっていくのは、明治以後のことです。
それ以前の基本は、穀類主食の汁と漬け物の膳食でした。
実は、それで充分であったということなのだと思います。

そして、戦後は、アメリカの余剰食糧(小麦、肉)の消費先として
日本が利用されてきました。その結果が、今の日本の食社会を
つくっているといえるでしょう。
そんな、欧米の食文化などではなく、日本の風土にあった、
日本の食文化を取り戻し、そのなかで、菜食で満たされるように
なった時代の流れにそって、殺生食を無くしていくことが、
新しい日本の食文化となるべきものであるようにおもっています。

また、日本が観光立国を目指すのであれば、世界の多様な食文化を
きちんと把握して、お出迎えできるように、ホテルや旅館、
食堂、レストランは、備えるべきだといえるでしょう。
観光庁は、観光庁の推奨するホテルや旅館、飲食店については、

「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/taiou_manual.html

に、完全対応していることを条件とる必要があるといえるでしょう。
この食に対する多様な文化への対応を含めて、衣食住に関する文化の
多様性、とくに禁忌や忌み嫌うものに関しての対応サービスに
関する世界中の情報を収集して、それに対応出来ているレベルで、
関連する店舗を評価する制度を設けてもよいと思います。
海外の評価よりも、世界で最高レベルの評価として、食の評価基準を
創っていくことが、日本が、観光立国として高い評価を得ることに
繋がっていくのではないかとおもいます。
食品についての規制に関しても、単に安全と衛生だけでなく、
食文化対応の標示の義務づけを行って欲しいと思います。
そうすることで、中東を含めどんな国へ輸出しても信頼の
得られる食品作りをしていけるようになるでしょう。

食文化で、世界をリードする国を目指して欲しい。
そんな願いをもっています。


☆日本ベジタリアン協会
 http://www.jpvs.org/
 http://www.jpvs.org/v-info/IVU/ivunews.htm
☆『Choices for Tomorrow (CFT) / あしたへの選択』
 http://ashitaenosentaku.org/
●菜食主義が地球を救う
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/125096083.html
・世界食糧デー
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/130370222.html
・ベジタリアン・サーズデイ
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/120163884.html
・ベジタリアンとは? なぜ、ベジタリアンなのか?
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/119596834.html
・菜食のすすめ・・・菜食主義とは
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/119005840.html
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 18:34| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・ホリスティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

静岡県富戸がイルカ猟を再開すると発表。イルカ猟からイルカ・ウォッチングへ。

静岡県のことについて、
こんな内容のお知らせを頂きました。

『8月27日伊豆新聞にて、静岡県伊東市富戸でのイルカ追い込み猟が
 再開されることが報道されました。漁期は9月1日から来年3月31日で、
 国が割り当てた捕獲量は419頭です。捕獲したイルカは 水族館に引き
 渡される他、自家消費や発信機による生体調査に使われる予定です。
 富戸はイルカ猟の町から初めてイルカ・ウォッチングのビジネスが
 生まれた希望の町として知られてきました。イルカ猟を再開しない
 よう、ご署名をお願い申し上げます。』

日本語署名: http://www.shomei.tv/project-1595.html
英語署名: http://www.thepetitionsite.com/takeaction/886/322/136/

関連記事 (日本語) :
http://ashitaenosentaku.org/changesaroundtheworld.html#futopetition
関連記事 (英語) :
http://ashitaenosentaku.org/changesaroundtheworld.html#english

*イルカを守る会 Facebook Page
http://www.facebook.com/group.php?gid=106001732767501&ref=ts
*あしたへの選択 (CFT) Facebook Group Page
http://www.facebook.com/pages/Choices-for-Tomorrow-CFT-ashitaheno-xuan-ze/61986880848?ref=mf
*あしたへの選択 (CFT) Twitter http://twitter.com/ChoicesforT
http://ashitaenosentaku.org/

この記事について、どのように感じるのかは、
みなさん、それぞれであってよいとおもいます。
立場によって、意見も感想も異なることでしょう。

ただ、私は、個人的には、既に食において過食の時代を迎えた日本において、
伝統の食文化から、殺生に関わる部分は、懐かしい記憶、過去の歴史に
納めてしまって構わない時代になっているとおもっています。
精進料理や、和菓子など、殺生をしない食文化だけを継承していくことで
充分に食文化を楽しめる、築いていける時代になったのだからこそ、
必要のなくなった殺生による食は、消えていってもよいのではないでしょうか。
そんな想いから、一旦、中止した、殺生にかかわるものは、
再開する必要ないのではないかと感じています。
そんな想いで、私も署名に協力させて頂きました。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 16:01| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡・清水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

異文化間コミュニケーション講座「日中ビジネス集中コース」

アジアITビジネス研究会からのお知らせを受け取りましたので
御紹介いたします。

ITビジネスのなかでも、一般的なビジネスにおいても
海外とのやりとりを行うにあたり、やはり言葉の問題だけでなく
その国の慣習や文化、商習慣などについて、
知っておくことは、大切なことであるといえるでしょう。

今、注目されている市場としての中国、
アジアでもっとも多い人口を抱えた国は、
海外貿易を行う相手として、日本にとっても重要な国であることは
間違いありません。

より良き交流のなかで、よい良いビジネスを展開していくことが
WinWInの関係を創るにあたっても、
大切であるようにおもいます。

中国を相手に、ビジネスをおこなう機会のある皆さんにとっては
よき学びの場となる講座ではないかと感じますので、
関心のある方は参加されてみては如何でしょうか。


******** 以下、紹介案内文を転記 *********************************
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■「異文化間コミュニケーション講座」/日中ビジネス集中コース概要
http://www.asia-itbiz.com/100925.htm
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◆第1回 9/25 (土)
・異文化理解の基本/日中ビジネスにフォーカスして
・中国人の価値観・考え方を理解/ 「黄色いタマゴ」
・中国人ビジネスマンの仕事観/関係構築のノウハウ
・中国ビジネス必須スキル 禁止事項/禁止フレーズ
・中国ビジネス 失敗を避けるビジネス折衝のノウハウ

◆第2回  交渉術コース 10/9 (土)
・コミュニケーション・スタイル /日中の比較
・異文化間コミュニケーション・スキル
 アサーティブ/4つの基本スキル問題解決への応用
・日本人が注意すべき4つの中国的交渉カード
・中国ビジネス実践交渉術 主張の仕方/反論の仕方
・実践交渉シミュレーション/(実践課題をグループワーク)

※詳しい講座内容とスケジュール表はこちらをご覧ください。
http://www.asia-itbiz.com/100925.pdf

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■講師:兼コーディネーター: 楊 世芬(Shannon Yang)

 NPO法人アジアITビジネス研究会 理事
異文化間コミュニケーション/異文化マネジメント研修 講師
 米国ベルリッツ社 異文化コンサルタント/トレーナー
 日中人材開発 代表
 http://shannon888.blog41.fc2.com/

■講師:吉村 章 (Yoshimura Akira)

 NPO法人アジアITビジネス研究会 理事
 Taipei Computer Association東京事務所 駐日代表
 独立行政法人中小企業整備機構 国際化支援アドバイザー
 財団法人海外職業訓練協会 OVTA国際アドバイザー
 http://crosscosmos.blog10.fc2.com/
 http://www.asia-itbiz.com/C00.htm

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◆実施要項
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主 催:NPO法人アジアITビジネス研究会
期 間:9月25日(土)、10月9日(土)計2回シリーズ
時 間:10:00〜18:30 (7.5時間)

会 場:東京都南部労政会館 第6会議室
 品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウェストタワー2F)

最寄駅:大崎(JR山手線/埼京線/りんかい線/湘南新宿ライン)より徒歩5分
地 図:http://www.asia-itbiz.com/map.htm

対象者:中国ビジネスに携わる日本人ビジネスパーソン、
      特に中国への出張が多い方々/赴任予定の方

定 員:20名(申込み先着順)

 「講座」は定員になり次第、締め切らせていただきます。

※各回6名様を実施人数とさせていただきます。予めご了承ください。
 万一、申込者が6名に満たなかった場合は、お支払いいただいた受講料は
 その全額をお返しいたします。

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◆受講料
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1)第1回 9月25日のみの受講 29,000円(税込み/教材費を含む)

  受付期間 9月3日(金)〜9月22日(水)

2)第2回 10月9日のみの受講 29,000円(税込み/教材費を含む)

  受付期間 9月3日(金)〜10月6日(水)

3)2回一括申込み 50,000円(税込み/教材費を含む)

  受付期間 9月3日(金)〜9月22日(水)

 http://www.asia-itbiz.com/100925.pdf

※申し込み方法

 氏名と所属先、部署・役職、ご連絡先を明記の上、メールで
 事務局/楊までお申込みください。事前申込み必須です。
 shannon@asia-itbiz.com

※年会費会員の皆さまはセミナー及びテーマ部会へは「参加無料」となっています。
  但し、「講座」の受講には別途受講料が必要となります。予めご了承ください。

  アジアITビジネス研究会年会費制度 http://www.asia-itbiz.com/06.htm

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◆「異文化間コミュニケーション講座」/日中ビジネス集中コース/申込み
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氏名:
会社名:
部署/役職:
TEL:
携帯:
TEL:
e-mail:
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◆申込み内容
□第1回 9月25日のみの受講 29,000円(税込み/教材費を含む)
□第2回 10月9日のみの受講 29,000円(税込み/教材費を含む)
□2回一括申込み 50,000円(税込み/教材費を含む)
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 15:52| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする