2010年10月30日

ミドルエイジクライシス 少子化の原因と日本のこれからを考える

 NHKの首都圏ネットワーク、あさのニュースで、
ミドルエイジクライシスという特集を放送中です。

先週末に、30代ひずみ世代の今の総集編のような番組を
放送していました。
現在は、とくに女性に焦点を当てて、放送されています。

ミドルエイジクライシス〜30代ひずみ世代の今〜
http://www.nhk.or.jp/shutoken/project/mc1/index.html

ミドルエイジクライシス〜女性たち ゆれる生き方〜
http://www.nhk.or.jp/shutoken/project/mc2/

 この特集は、いわば、日本社会が抱えている問題の
本質に迫るものであるのかもしれません。
いわゆる、団塊の世代と呼ばれる人たちよりも上の世代が
国内資産の殆どを握っているわけですが、
その下の世代は、ある意味、貧困ともいえる状況にある人が
多く存在していて、結婚や育児などを考える余裕もなく
日々を生きることに精一杯であるという状況が
じわじわと広がっているということでしょう。
そして、本来なら少子化の歯止めとなるはずの
団塊の世代のお子さんたちの世代、
団塊ジュニアの世代が、結婚せず、子どもも産まないと
いう状況になっていることが、
日本の少子化が止まらない大きな要因であることは
明らかであるといえるでしょう。
では、今の30代、40代が、なぜ結婚しないのか、
そして、なぜ子どもを産まないのか、
その原因は、どこにあるのか、
それを、探る特集ともいえるのが、
このミドルエイジクライシスのひとつの観かたかなと感じます。
 この特集のなかで、取り上げられている問題を
本人たちの問題であるとしか、捉えられないとしたら
それこそが、社会が歪んでいるという証明であると
いえるでしょう。
とくに、50代以上の世代のみなさんが、
この実態について、自分たちの築いてきた社会が招いた
結果であるという認識と意識も持てるか否かが、
今後の日本社会が、少子化などの問題を解決できるか否かに
直結しているといえるでしょう。
 核家族化、成果至上主義、弱者切捨て、
自己責任という名の責任の押し付け、利己主義、
そんな流れに、企業や社会をもってきたのは、
まさに、今の50代以上の世代であるのは事実だということです。
それを、押しのけられなかった、ミドルエイジ世代にも
責任はないわけではありません。
しかしながら、どのような教育を受けてきたのか、
そして、どんな家庭や地域で育ってきたのかが、
なせることを決めているのも事実であるということです。
 もちろん、きちんと素晴らしい経営を行い、
従業員の満足度も高く、よき家庭を持てて、育児と仕事を両立できる
そんな社会を作り出すことに貢献している企業もあります。
しかし、残念なことに、そんな企業は少数派であるというのが
今の日本の実態であり現実だということです。
 まさしく、格差社会というものが、深く大きくすすんでいる
その結果が、ミドルエイジクライシスで取り上げら得ている
現実を生み出しているということなのだといえるでしょう。

 この現実を、果たして、改善していけるのか、
日本のこれから、日本の未来は、実は、もっと悪化していき
酷い格差社会となっていき、荒廃していくのかもしれません。
自殺者は、3万人を維持したまま減ることもなく、
貧困者は増加し、失業率も上がっていき、
少子化はとまらず、老人比率は高くなり、
経済的には、海外に荒らされていくというのが、
日本の未来図であるとしたら、哀しい限りですが、
それを決める力を、今もっているのは、団塊の世代の皆さんで
あるというのも事実です。つまり、政治にしろ経済にしろ
その世代の皆さんの意思によって、日本のこれからは
決まっていくということでしょう。
そして、その結果の社会のなかで、何かを変えようと
もがくことになるのが、ミドルエイジ世代ということなのです。
ミドルエイジ世代も、そうならないために、
声を上げていくことが求められているといえるでしょう。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 04:48| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする