2010年11月23日

SFアニメ2本〜マルドゥック・スクランブル/ボトムズ


「マルドゥック・スクランブル 圧縮」と
ボトムズフェスティバルの第壱弾
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE -ケース;アービン-」
を劇場で観賞しました。

第24回(2003年)日本SF大賞を受賞した作品
冲方丁著『マルドゥック・スクランブル』の
アニメ化は、ゴンゾさんが一度企画して断念、
その後、どうなるのかなと思っていましたが
アニプレックスさんによって、このほどアニメ化され
劇場公開されました。
原作者自らが、脚本を担当しているということも
あって、作品のクオリティは高いです。
少女の未熟さと過去の苦難からの心の脆さ、
そのなかにある生きることへの渇望と、
生き抜くための力、恐怖との戦いのなかで、
生まれてくる強さと、
信頼の絆のなかで生まれてくる強さと安らぎ、
戦いのなかで、問われる存在の意味。
なかなか見応えのある作品でした。
続編にも期待大といったところでしょうか。

そして、サンライズのロボットアニメの名作
ボトムズシリーズの最新作が劇場で公開される
ボトムズフェスティバルの第壱弾である
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE -ケース;アービン-」
戦場で生き残るために鬼・悪魔となったアービン、
戦場から妹のもとに戻って新天地を目指すために
内緒で働くもののゲームとしてのバトリングでの
八百長試合に出ている。
そこで、戦場で戦い勝利することだけを望む
ペイガンと出会い、その狂気に巻き込まれていく。
戦場、戦争のもたらす狂気と苦悩。
その果てにあるものは何か。
ひとつの物語が語られていきます。
ボトムズの雰囲気と少し違うという感想もあったり
するようですが、これもまたひとつのボトムズの
世界だなというところであるかと思いました。
ボトムズフェスティバルの第弐弾、第参弾が
非常に楽しみであるといった感じでしょうか。

2作品が、それぞれにSFらしさをもった物語として
楽しめるものになっていました。
日本のアニメの素晴らしさを感じることのできる
作品でもあるといったところでしょうか。


劇場アニメ『マルドゥック・スクランブル 圧縮』
http://m-scramble.jp/

マルドゥッ
ク・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)



ボトムズ・フェスティバル
「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE -ケース;アービン-」
「ボトムズファインダー」
「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」

posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 14:38| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マリみて と ハリポタ 映画を観て思ったこと・・・

 劇場映画、公開された人気シリーズ
ハリーポッターの最終章パート1を観て来ました。
その前日には、
マリア様がみてるの劇場実写映画を観て来ました。
 共に小説の映画化です。
原作も、ジュブナイルといえる作品ですね。

 小説を原作とした作品の映画化については、
いろんなアプローチがあります。
原作はあくまでも基本となる素材として、
そこから新しい映画としての世界を創造するという
方法での映像化もありますし、
原作をまさに丁寧にそのまま映像化するという
方法もあります。
それは、原作者との契約で縛られることもあれば、
シナリオ作家の考え方、監督の考え方、
プロデューサの思惑などに関わることもあったりします。
 今回、鑑賞した作品は、
原作を丁寧に忠実に映像化するという流れの
作品なのかなと思います。
実は、ハリーポッターの方は原作の6,7まだ読んでないので
何ともいえないのですけどね。
ただ、これまでの作品が、原作を映像化するという
コンセプトで来ていたし、配役も継続するという
シリーズの流れを重要視した製作スタンスになっているので
間違ってはいないのかなとおもいます。

 それぞれの作品を観ての感想ですが、
まず、
「マリア様

みてる 」(マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)


ですが、
この作品は、アニメ化もされていて、コミック化もされています。
そして、劇場映画化となったわけですが、
原作のイメージを、まさにそのまま再現した作品として
見事に仕上がっています。
配役とロケハン場所が、まさにイメージにピッタリ。
よくぞ、ここまでイメージにピッタリに出来たと
感心させられる次第です。
アニメ化やコミック化されてしまうと、
なかなか、そちらのイメージが強くなってしまって、
いざ、実写化するときに、かなりイメージに合わせるのが
難しくなっていたりするものですが、
この作品では、そのような危惧は皆無であると
いえるでしょう。
文化祭のシーンが地味になってしまっているのは、
ロケハン場所の制約もあるのだろうなと思いました
(CG使ってもよかったでしょうけど、予算なかったのでしょうね)
でも、それもうまく演出でカバーしていたと思います。
最後の締めも、見事でした。
一枚の写真ではじまり、一枚の写真で終わる。
原作の雰囲気ともあってましたしね。
主要登場人物が、まさに小説から抜け出てきたようで
イメージピッタリ、これだけで終わってしまうのが残念でならない
という感じでした。
もっと、観てみたくなったし、
ぜひ、この配役で、マリア様がみてるシリーズをドラマ化して
欲しいなと思った次第です。
NHKの少年ドラマシリーズの平成版のシリーズが何作が
創られてましたが、そのシリーズの新作として製作できたら
きっと最高に素敵な作品が出来るだろうなと感じた次第です。
あの配役のままで、成長していって、
1年生の3人が、薔薇さまになるまでを観てみたいと
思わせてくれる作品になってます。
もちろん、マリみてファンでない皆さんが観ても、
楽しめる作品としても仕上がっています。
観たら、小説読んでみたくなるかもしれません。
http://www.mariasama-movie.jp/index.html


さて、ハリーポッターですが、
シリーズの最新作、今回は直前に3D上映が中止されるという
出来事がありました。
作品を鑑賞してみて、確かにその判断は正解であったと
思いました。作品として3D的な見せ場が、それほど多いわけでは
ないからです。
3D映画ですが、やはり3Dにするのであれば、
3Dの効果を活かすことの出来るシーンの多いシナリオであり
演出が求められると思います。
そうでないと、3Dにする意味もないし、観ても疲れるだけで
2Dで充分だと思われてしまうだけでしょう。
(2Dで充分だという印象は、作品自体が良くてもマイナスの
イメージを観客に与えてしまうことになりかねません)
その意味からも、今回の3D公開中止は正解であったと感じます。
吹き替え版と字幕版を併映するというスタイルも
この種の作品では、スタンダードになってきたように感じます。
日本では、もともと劇場での海外映画は字幕公開でした。
実は、これは珍しいことのようですね。
字幕公開であるというのを聞くと、海外の俳優さんは
驚くと共に嬉しくなるそうですね。
欧州では、吹き替え公開が当たり前のようです。
最近は、子どもと一緒にという作品は吹き替え版が
多くなっていますね。やはり集客対策として必要であるからだと
いうことでしょう。
昔からの映画ファンは、やはり字幕版を観るのが普通という
スタンスで変わっていないように思います。
ハリーポッターの最終章、パート1と最初からわかっているだけに
パート2への繋ぎの部分が、どこで切れてどんな演出でしめるのか
注目といった感じでしたが、
そこは抜かりなく、盛り上げて、
次回、どうなるという感じで、しめてますね。
原作読んでなかったので、魔法省のあっけなさには、
ちょっとがっかりと、いった感じもありました。
でも、主人公たちも、映画と共に成長していて、
役柄同様に、進歩しているというあたりは、このシリーズならでは
といったところなのでしょうか。
恋心、友情、嫉妬、恐怖、不安、勇気、信頼、・・・・
さまざまな心の葛藤や成長が、描かれているということも
出来るのかなと思いました。
パート2、もちろん楽しみですね。
http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7a/
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 10:44| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「SPACE BATTLESHIPヤマト」小説版を読んで・・・

 宇宙戦艦ヤマトという作品があります。
小学生の頃に、この作品が放送されたとき、
私の住む地方では、残念ながら放送されませんでした。
ハイジの裏番組で放送されていたことは知らなかったと
いうことです。
私の住む地方では、夕方の時間帯に放送されました。
放送されたとき、非常にわくわくしながら観ていたものでした。
アニメは、残念ながら、視聴率低迷の為に打ち切ることになり
後半は、カットされて、イスカンダルからの帰りの物語は
ダイジェスト版より短く編集された放送になってしまったわけですが、
それでも、印象深い作品であり、名台詞も多数残してくれています。
ヤマトは、その後、劇場映画になり、人気が沸騰して、
第二作、第三作とTVシリーズも製作されるし、
劇場作品も製作されていきました。
コミックも出ましたし、そして小説も出たわけです。
今はなくなってしまった朝日ソノラマ文庫が創刊したときの
ラインナップに、宇宙戦艦ヤマトがありました。
宇宙戦艦ヤ
マト (ソノラマ文庫 4-A)

当初、アニメ化の予定されていたシナリオをベースにされたものと
いうことで、古代守のキャプテンハーロックの登場など、
アニメで描かれなかったヤマトの冒険が描かれていて、
SFジュブナイルとして、優れた作品になっていたのを記憶しています。
さて、あのヤマトブームから、随分と時間が経過して、
先だって、劇場版アニメ、復活編が製作されて公開されました。
久々のヤマト、しかも続編の劇場版ということで、
ヤマトらしい、ヤマトの世界が描かれていたという印象で
楽しめました。
そして、今回、いろいろと話題?になっているのが、
実写版のヤマトです。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」と題しているように、
宇宙戦艦ヤマトとは違う作品であるということで
製作されたものということです。
しかし、製作サイドの意図はファンには関係ありません。
ヤマトファンにとっては、ヤマトの実写化として捉えられるでしょうし
比較されることは避けられないでしょう。

では、どんな作品になっているのか。
予告編の放送が始まり、公式ホームページでも紹介されています。
それを観た印象で、好き嫌いを感じている人も
多いのではないでしょうか。
そして、劇場公開より先行して、
シナリオベースの小説が出版されました。
SPACE
BATTLESHIP ヤマト (小学館文庫)



よく、小説やコミックを読んでから映画を観るのか、
読まずに観るのかという選択の問いがあったりします。
これも、それぞれに個人の趣味で異なるところで
あったりします。
映画を純粋に楽しみたいのであれば、
読まずに観たほうが良いと思います。
もちろん、ノベライズ化されたものと、劇場映画とは
必ずしも同じではなかったりします。
小説を読んでから観る場合には、
その違いを楽しむといった観かたもあったりするものです。

さて、これから、小説を読んでの感想を少し書いてみたいと
思います。ネタばれがあるので、ネタばれ知りたくない方は
目を通さないようにしてください。

!!!! 以後、ネタばれ注意 !!!!

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のノベライズを読んで
まず感じたのは、確かに宇宙戦艦ヤマトとは別ものだと思うべき
作品なのだなということでした。
これは、シナリオを書いた佐藤嗣麻子さんが意図して行った部分も
多いのかもしれません。
佐藤嗣麻子さんといえば、江戸川乱歩の二十面相を見事にアレンジして
劇場映画「K-20 怪人二十面相・伝」を仕上げた方ですから、
ヤマトを見事に料理しているともいえるでしょう。
しかし、SFファンとしては、消化不良な内容になってしまっていると
感じざる得ないといったところが、全体の印象です。
ネタがね。最近の傾向として新鮮味に欠けるのです。
スタートレックや、ガンダム00劇場版などを思い浮かべてしまう
内容なのですね。
とくに、ガンダム00とは、もろに被っているという
印象を拭えません。
人型でない宇宙人は、どうも最近多いという印象があって
特徴に欠けるという感じがしてしまいます。
かえって、人型の宇宙人の方が新鮮味が出たような気がします。
アナライザーがね。ロボットではなく、AIにしてしまい
古代とペアみたいになってるのは残念です。
アナライザーと佐渡先生と森雪の絡みが無いのがね
寂しいかなといった感じです。
いっそ妖精型とか女性型アンドロイドとかにしてしまって
宇宙人と対抗できるような存在にしても良かったかもしれません。
そうすれば絡みも面白くできたでしょうし。
あと、コスモクリーナーが、メカではなかったというのもね。
まあ、ガミラスとイスカンダルの存在と、
デスラーとスターシアの存在が、いわゆる精神生命体の一部であると
いう設定では仕方のないところではあるのでしょうが、
どうも、ガミラスとイスカンダル関連の描き方が、
SF的ではあるものの小説では、描ききれていなかったという
気がしました。映像ではどうなのか、気になるところではあります。
さて、おそらく賛否を呼ぶだろう設定としては、
森雪が戦闘機乗りになっているところかもしれません。
ヤマトを知らない人にとっては、違和感もないし、
すんなりくるでしょうけどね。
まあ、古代進との関係と、ラブシーンへ持っていくために
必要な設定ではあるとはいえるのですが、
それで、2人のラブシーンですが、映像で、
どの程度描かれているのか注目されます。
なんたって、後に繋がる重要な子作りシーンですからね。
あと島ファンの皆さんが、子持ちの島をどう感じるのか気になりますね。
島の息子の登場が、果たして必要であったのか、
そのあたりも微妙なところかなという気もします。
地球の荒廃を描くということでの登場なのでしょうが、
無くても成り立つともいえるだけに、映画でどの程度の時間が
地球の荒廃にとられているのか、注目されるところではあります。
そして、その部分の描き方については、賛否あるかもしれませんね。
多分、観客を泣かせるための仕掛けのひとつとして入れたのだと
思うのですけど、映像を見ていないので最終評価は出来ませんが
個人的には微妙です。
そして、最後に地球への帰還直前にデスラーが登場して、
地球に攻撃を仕掛けるわけですが、
ここで、波動砲を撃つことになるわけです。
ここからが、またオリジナルな結末へと進むことになりますね。
まず、森雪は死なないということ。つまり復活劇もなし。
沖田さんは名台詞とともに逝かれてしまったあとです。
これは、抜けなかったというところでしょう。
で、艦橋に残るのは古代くん一人だけ、これはオリジナル。
そして、波動砲がまともに撃てない状況になっている
これもオリジナル。
で、古代くんは、ヤマトと共に・・・・。
救われた地球。
地球に戻ってくるヤマトのシャトル。
それを迎える島の息子とその友達など、地球の人たち。
そして、時は流れて、
蘇りつつある緑の地球で・・・
森雪は、大地を見つめながら・・・。
この下りは、まさに定番ともいえるエンディングです。
まあ、続編は無いよという宣言ともいえる締めかたですね。
実は、この小説、原作の宇宙戦艦ヤマトのイメージというよりも
予告編のイメージの方で、私の脳内では展開していて
シーン想像しながら読んでました。
やはり、実写作品イメージの内容であるということで
あったのかもしれません。
シーンが大体は、想像できてしまうだけに、
実際の映像で、その想像を超えたものが観られるのか
注目したいなという感じです。
個人的には、エンディングは、おそらく泣けない気がします。
ヤマトを知っているということもあるでしょうし、
小説読んでいて、涙腺緩むことなかったですから。
泣ける作品では、小説読んでいて涙腺緩みますからね。
そうそう、今回の実写を観てもっともがっかりするのは
デスラーファンや、スターシアファンの皆さんでしょう。
それは間違いないと思います。
だって、人ではないのですから。
それこそ、ガンダム00の宇宙人のようなものです。
正直いって、SF的には、かなりライトになってます。
というか、そうするなら、もう少しこう描いて欲しいと
思う人が多いのではないのかなという気がする印象です。
時間的にもそこを突っ込めないのはわかるのですけどね。
まあ、娯楽大作としてのシナリオであれば仕方ないですし、
そうなるのは当然だとは思います。
2001年宇宙の旅のレベルを求めても意味ないですからね。
まあ、生き残るのは誰かというあたりは、
オリジナルな展開もあり、逝ってしまいシーンでは
原作を踏襲している部分とそうでない部分とがあって、
それぞれに楽しめるのではないのかなと思います。

この作品ですが、ヤマトのファンを意識した作品なのか
一般的なスペースオペラ娯楽作品なのか、
何か中途半端さを感じるのが残念な気がします。
予告でも、キムタクを前面に出しすぎていて、
それならば、もっと原作のヤマト色を削ってしまった方が
良かったのではないのかという気がします。
作品の題名も、ヤマトは副題にして、
違う作品名にしてしまうくらいでも良かったのではないでしょうか。
(クレヨンしんちゃんの実写化のときのように)
シナリオ的にも、二十面相くらい、別物になってしまって
いても良かったような気もします。

とはいうものの、映画として、いかに面白いかが
その評価を分けることになるのかなという感じでしょうか。
おそらく、ヤマトを知らない世代に、
どれだけ評価されるのかが、ポイントであるような気がします。
もしかしたら、辛いのは、
劇場版のアニメ作品である復活編の後の公開ということが
あるかもしれません。
ヤマトの印象は、そちらを観た人には、既に印象が
残ってしまっているはずですから。
(復活編は、もろにヤマト世代を意識した作品であった気がします。
知らない世代には、ついていけない人も多かったみたいですからね。)
いくら、製作サイドが、別物と主張しても、
観客はそうは観てはくれません。
そのあたり、興行としての戦略はどうであったのかなと
いう気もしたりします。

さて、ヤマトを知る世代にとって、
この作品が、どんな位置づけとして観られるのか、
これはかなり意見を分かれるところかもしれません。
私は、アニメ版とは違う作品として、
劇場特撮スペースオペラとして観るかなと思います。
SFとしては、不満残るかもしれないという印象ですね。
SF映画とすると宇宙ものになるわけですが、
実写の宇宙もので、宇宙船が登場して、戦闘のある作品が
比較対象としてあげられることになるわけですが、
実は、アニメは多数作品あるものの実写となると、
意外と少なかったりします、しかも映画となると、
スターウォーズ、スタートレック、ギャラクティカ、
宇宙からのメッセージ、
くらいになってしまうような気が・・・・。
惑星上での戦いものとかは、結構ありますし、
SFでも2001年とかブレードランナーとか未知との遭遇とかは
ちょっと違う分野である気がしますしね。
宇宙船での戦闘が中心となるSF特撮映画ということでは
確かに、久々の大作ということになるような気がします。
あらためて考えてみると、
ハリウッドのSF作品は、
エイリアン、ターミネータ、アバター、トランスホーマー、
スーパーマン、スパイダーマン、・・・などなど
いろいろあるものの、宇宙船が出てきて宇宙空間で戦闘する
という作品は、非常に少ない。
これは、製作が面倒だからなのか、ヒットしないからなのか
スターウォーズのような作品が出来にくいのは、
スターウォーズの真似の作品しか製作できないからなのか、
不思議な気もします。
スタートレックも艦隊戦は少ないですしね。
スターウォーズも、それほど多いとはいえないし、
ギャラクティカも、メインといえるのかといえば微妙かも、
宇宙での艦隊戦を描く作品は、国内のアニメでは結構あるの
ですけど、これはやはり珍しいということなのかも・・・。
閑話休題、
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」小説版ですが、
SF小説として読むならば、
「宇宙戦艦ヤマト」小説版の方が、個人的には
面白かったです。
実際に、劇場映画を観てみないと何ともいえない部分も
ありますが、小説としては、もっと膨らませて欲しかった気も
します。特に、イスカンダルでの描写と物語の部分についてや
最後にヤマトがなぜ波動砲を撃つのがまずいことになったのかと
いったあたり、あと森雪をキャリアとしたあたりに関連した
その後の描写など、膨らませてることのできる部分が多くある
感じがしました。おそらく、事前にあまり情報入れずに
想像してもらう部分を多くというのが、
ノベライズという小説の分野であるということもあってなの
かもしれません。

製作委員会の構成は、東宝・ROBOT・白組・博報堂・小学館
・TBSテレビ・ジェイ・ドリーム・毎日放送・TBSラジオ&コミュニケーションズ
・中部日本放送・RKB毎日放送・北海道放送・JNN各社、
ということのようですね。
TBS系列であれば、円谷が絡むのもありであった気もしますが
現在、日本の映像界ではVFXについては、
定評のある白組が担当していることから、
VFXには期待できるように感じています。
かなり広告に力を入れているらしいのですが、
まったくそんな印象がないのが不思議です。
広告戦略が、どこか失敗しているのではないのかなと
思ってしまうくらいですが、公開したときの
反応はどうでしょうか、いまから楽しみです。

さて、映画はシナリオそのままに創られるとは限りません。
山崎貴監督が、「ジュブナイル」「リターナー」以上の
作品に仕上げてくれていることを期待しつつ、
実際の劇場映画が、このノベライズ以上のものであることを
願っています・・・
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 10:33| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする