マゼランが、マゼラン海峡を通過して、
大海にでたとき、その海を名付けたのが、
Pacific Ocean(平和な・穏やかな大洋)であったことを
記念して、太平洋記念日ということのようです。
多くのことが、欧米の視点で語られ名付けられ、
それが世界標準になっている面がありますが、
太平洋は、当然、マゼランよりも前に
その存在を知っていた人はいるのだし、
文明もあったわけです。
そこで呼ばれていた名称が何であったのか、
葬られてしまったともいえるでしょう。
歴史の多くが、ある文明の視点からしか
語られていなかったりします。
そして、多くの真実が、葬られてきたとも
いえるでしょう。
歴史の真実、それは今教わっているものが
すべて正しいとわ限らない、
誰かの視点で解釈されたものでしかない
ということを認め、あらゆる可能性があると
いうことを考慮することから見えてくるのかも
しれません。
さて、太平洋の周辺の国々の集まりが
先だって、横浜で開催されていました。
太平洋の時代が、本当にやってくるのか、
しかし、シナ海周辺の抗争など、
難しい国家エゴの対立がある限り、
平和で穏やかな海になるのは、まだ遠い先なのかも
しれません。