2011年03月12日

電力供給不足について

 日本の電力需要については、
通常時においても、節電を要請されるようなことが
夏や冬のピーク時にはあったわけですが、
今回の地震災害により、既に電力供給の一角を担っていた
原子力発電所の停止をふくめ、送電線の障害などもあり、
供給電力に不足を生じる可能性が出てきたということです。

 東電は、順番に停電させることで、電力供給を維持する
ことを検討しているというニュースも流れています。

 土日であり、被災後であることもあって、
通常時よりも電力消費は減っていると思いますが、
さて、月曜日に、企業需要がはじまったときに、
果たしてどうなるのかの方が心配であるような気がします。

 電気による暖房は当分控えた方がよいということに
なるのでしょう。
(まあ、私は、もともと使ってませんけど)

 電力の供給については、やはり今後の日本における
エネルギー問題の大きな課題といえるのかもしれません。
太陽エネルギー利用の普及のために、やはり行政も何か
すべきであるといえるのかなという気がします。


東電、初の「輪番停電」検討=供給不足で地域ごとに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000092-jij-bus_all

東京電力、100万世帯300万kw不足の恐れ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00161.htm

東京電力
http://www.tohoku-epco.co.jp/emergency/9/1182253_1807.html

東京電力 東北地方太平洋沖地震における当社設備への影響について【午後1時現在】
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11031220-j.html

東京電力 停電情報
http://teideninfo.tepco.co.jp/

東北電力 地震発生による停電等の影響について(12日 14時現在報 )
http://www.tohoku-epco.co.jp/emergency/9/1182253_1807.html

東北電力 地震発生による原子力発電所の状況について(第4報 13:00現在)
http://www.tohoku-epco.co.jp/emergency/9/index.html

節電についての情報
アンペアダウン プロジェクト
http://www.sloth.gr.jp/a-down/knowledge/

中部電力
http://www.chuden.co.jp/
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 16:58| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・文明・学術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

震災にあたり、ネットに流れる原発の話題に感じること

昨日の大地震の影響で、津波を中心に大きな災害が生じています。
さまざまな情報が流れているなかで、
なかには、残念ながらデマや恐怖を煽るようなものもあるようです。
基本的な情報については、

首相官邸の平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震への対応
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

を確認するのが良いでしょう。

国内の原子力発電所も、地震と同時に正常に停止して、
大きな事故は、地震直後には発生しませんでした。
そのなかで、福島の第一原子力発電所と第二原子力発電所が、
停止後の冷却処理において、電力停止と故障により、
問題を生じています。
M8.8の地震で、被災状況が、この程度ですんだとみるのか、
やはり危険だとみるのかは、おそらく原発に対する考え方の
違いでかわるのだろうなとおもいます。
TBSは、どうもこの話題が好きなようですね。
原発反対派なのかもしれません。
被災の中心は、津波被害の方が甚大であり深刻だと思うのですが。

さて、官邸は、法律に従って、安全第一の対策を打っていると
いえるでしょう。

原子力災害対策特別措置法
http://www.bousai.go.jp/jishin/law/002-1.html
原子力災害対策特別措置法施行規則
http://www.bousai.go.jp/jishin/law/002-3.html

福島の原子力発電所の被災のニュースですが、
ネット上では、いろんな立場の人が、それぞれの想いで、
情報を流布しているようですが、
結局のところ、今、事故を起こしている原発については、

被曝を低減する三原則:時間・距離・遮蔽。

を遵守して行動するに尽きるようにおもいます。
それ以上でも以下でもないでしょう。
まずは、しっかりと災害対策本部の出す非難誘導にしたがって
冷静に行動することだとおもいます。

ちなみに、ヨウ素を食べれば安全だから、食べましょうという
ヨウ素の話題があるのですが、これを盲信するのは危険な気がします。
特に気にすることはないでしょう。
被曝地に留まるつもりであるのなら、当然接種した方が良いとは
思いますが、そうでないなら、まず三原則にしたがって行動し、
気にすることはないとおもいます。


実は、母が、ガンの治療で、放射性ヨウ素(ヨード)治療を受けました。
ヨウ素(ヨード)の同位体は、がん治療薬として、欧米でも認可されており
ガンになるというよりもがんを治療するものであったりするのです。

市民のためのがん治療の会★特殊な放射線治療:アイソトープ治療について
http://www.com-info.org/ima/ima_20100421_uchida.html
放射線ヨード治療のためのヨード制限
伊藤病院 http://www.ito-hospital.jp
野口病院 http://www.noguchi-med.or.jp
セティ株式会社 http://www.sceti.co.jp/yodo/
前立腺がんに対するヨウ素 125 密封小線源永久挿入療法
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/urology/clinics/brachytherapy.pdf

そもそも、日本人は、欧米人に比較するとかなり多いヨウ素を
食品から摂取しているために、放射性ヨウ素によるがん治療を
行うにあたっては、約一ヶ月間にわたって、
ヨウ素(ヨード)制限のため食事制限をする必要があるのです。

ちなみに、ヨウ素131の半減期は約8日です。
心配すべき放射能物質=放射性同位体は、半減期が1年以上のものである気がします。

なんだか、ヨウ素を飲めば被曝しないみたいな情報は、
かえって被曝回避の基本をおろそかにしてしまうような気がして
あまり声高にいうのは不安を煽るだけな気がしています。
もちろん、ヨウ素を飲んでおけば、放射性ヨウ素が、
甲状腺などにいくことはなくなりますが、
体内被曝することにかわりはありませんし、
甲状腺にたまっても、常時放射性ヨウ素を接種し続けない限りは、
問題ありません、そうでなければ、がん治療に使えるわけがありません。

原子力発電所の軽水炉で使用されている燃料は、
主にウランなわけですが、
ウラン燃料から生じる放射性物資は、
ウラン、プルトニウム、トリウム、が中心で、
他に、キセノン、セシウム、ヨウ素など、さまざまな同位体が
出るということだと思いますが、
情報として、どの同位元素が、どの程度生成されて
いるものなのかというものが無い上で、危険度を評価するのは
かたておちであるように感じます。
また、同位元素も、揮発性の違いなど、性質の違いにより、
流失しやすさが異なるようです。
そのあたりの評価もふまえて、放射能漏れの内容をきちんと
定量的にチェックしていくことが大切であるといえるでしょう。

放射能と放射線
http://www.fepc.or.jp/learn/houshasen/houshanou/index.html

放射能測定法シリ−ズ
http://www.jcac.or.jp/series.html

日本分析センター★牛乳に含まれるヨウ素131の分析
http://www.jcac.or.jp/method_milk.html

放射線と放射能の違いについても、認識しておくべきだと思います。
問題になるのは、放射能による長期の放射線ということになるわけですが、
どの程度が危険なのかについては、
過去の事例報告や、法規制の内容を参考にするとよいのでしょう。

(株)ジェー・シー・オー東海事業所臨界事故による人への線量の状況と今後の取組みについて
http://old.kokai-gen.org/information/0_jcotori.html

放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO167.html

電離放射線障害防止規則
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000041.html

ちなみに、放射線の影響については、一定以下のものについては
医学界でも、

直線しきい値無し仮説 vs 放射線ホルミシス仮説

という対立する意見があり、はっきりしていないのが
現実であるようです。
どちらを信じるのかは、個人の判断ということになるでしょう。
しかしながら、災害時においては、
恐怖を煽るような情報を流してもあまり意味ない気がします。
何が優先すべき情報であるのか、
そして、出来るだけ恐怖心を煽らずに、冷静に必要な行動が
できるような情報を中心として提供していくことが、
精神的な面を考慮しても大切なことであると感じます。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 16:09| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学・文明・学術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする