2014年06月19日

ふっと想ったこと・・・・

ある広告メールに記載されていた内容、
まあ、ある経営者向けの本の宣伝用のコピーの一部ですが

『  :
なぜ従業員を雇うのか?

それは本来、会社の「利益」を
上げるためであるはずです。
それ以外の目的はないはずです。
   :
「多くの社員を雇うことが社会貢献だ」
などと悠長なことを言ってはいられないはずです。

あなたがすべきことは、
利益を上げるためのプランを練り、
そのプランに沿って従業員に仕事をさせる。

そして、
そういう仕事をしている従業員に報い、
そうではない従業員をカットすることです。
   :
   :』

おそらく、売上、利益で苦労している経営者は
飛びつくかなという狙いのキャッチです。
多くの広告のキャッチコピーは、基本的に
真実や正しいことを伝えることを目的にはしていません。
いかに、見込み客を惹きつけて誘導するかが目的です。
したがって、心理的な誘導のための技術が使われています。
コピーライティングにおける技術は、
その多くが欧米における心理学の研究の流れから
来ているものになっています。
人の心の動き、欲望や動機への反応、といったものを
統計的に分析し傾向をつかみ、要素を抽出してきた学問の
成果をビジネスに応用しているということです。
今も利用されている技術のほとんどは、産業革命以後の
研究成果によるものであるといえるような気がします。
理由は、データ量の差です。
産業革命以前における研究が基礎となっているのは事実ですが
それまでの分析データは量的にはそれほどのものでは
なかったのではないでしょうか。
もちろん長期期間にわたりコツコツと蓄積されてきたものが
ありますし、ユダヤのノウハウなどはその典型ともいうべきものです。
しかし、近代になってから、技術革新と人口増加によって、
サンプルとなるデータ量が飛躍的に拡大していったことは
間違いありません。当然、それらのデータを活用していくことで
より効果的な手法やノウハウが蓄積されてきたということであるわけです。
精度があがったというべきなのかもしれませんね。
でも、人は変わっていません。
人の性質、心のありようは、2000年前も今も同様です。
(個別には異なりますし、今は変化の時代ではありますが)
ゆえに、心理学という学問をベースとしてビジネスノウハウも
ほとんど変わっていないのが実態です。
一見、新しいものだと思えるようにうたっているノウハウも
内容の根本は昔と変わっていないということです。
これは、実は経営や人材育成でも同様のことが言えます。
商いの根本が、人と人とのやり取りであるという事実があるからです。
人と人とのやり取りは、2000年前も今も変わりません。
結局のところ、最後は、人と人との関わりへと収束されてしまうと
いうことなのです。
会社は何のために存在しているのか?
何のためにビジネスをするのか?
経営者や起業家に問われる問いへの答えは、
おそらく、問われた人の価値観によって異なることになるでしょう。
そして、社風もまた、その価値観によって醸成されていくということになります。
どれが、正しいというようなことはありません。
結局は、人は多様であり、社会環境も、経済環境も、文化も多様であるのです。
この世においての存在にあっては、多様であることは避けられません。
ゆえに、正しさもこの世的には多様となってしまうということです。
もちろん、普遍的なものもあります。
しかし、それは信じることが出来るものにとってのみ存在するものと
この世界ではなってしまっているということでもあったりします。
人は、両親から生まれ、やがて死の門をくぐり逝くことが決まっています。
それだけは、普遍的な事実として誰もが否定できないものです。
欲望に従属し利己的に生きるのか、
慈愛を求めて利他的に生きるのか、
どちらも、人の人生ではあります。
この世での人生の歩みは、逝く先の状況を大きく変化させることになります。
逝く先のことを考えないのか、考えるのか、
その差も大きな違いとなることでしょう。
そして、今のありようの責任は、自らが、逝く先で担うことになるわけです。
多くの人は弱い存在です。不安にもなります。
だからこそ、ひとりでは生きていけないとも言えるでしょう。
信頼できるパートナーの存在ほど心強いものはないということです。
良き出会い、良き絆、大切にしていきたいものですね。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 00:28| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世日クラブ講演会

世日クラブ講演会
『膨張する中国の対外政策
ー習近平政権のジレンマー』
講師 石平 氏

講演会メモ
中華民国を武力で追い出した軍事政権が中華人民共和国であり、まだ歴史は浅い国でしかない。
毛沢東時代・ソ連と軍事同盟を結び世界革命を起こすのが目的、拡大拡張政策、チベットやモンゴルを軍事併合する。世界大戦後にアジアでもっとも戦争をした国。世界
から孤立していった。〓小平時代に対外政策を見直すことになる。改革開放政策による成長を目指す。全方位外交。対外膨張失敗は、経済力と軍事力が無かった為だと考
え、韜光よう晦、本意を隠して得るために良い顔をすること。中国は海が関心無かったが、海洋戦略へ、西太平洋支配からアジア支配へ。習近平政権は、民族の偉大なる
復興、海洋強国、強軍、をスローガンに、中国帝国に復活を軍事力で目指している。平和的という言葉が政策文書から消えてしまっている。領土問題で譲歩することは外
交の非常識であるのは世界の常識、以前に毅然とした態度を取らなかった為に今の尖閣問題があることを忘れてはならない。南シナ海の法秩序に日本は貢献すべき。
習近平政権は足元が危うい状況になっている、国内の不安定を解消するために海外進出する可能性、海洋戦略、暴走、どちらにしても、外へ向けての圧力を、日本は国際
社会の中で他国と協力しながら封じ込めていくことが求められる。

北朝鮮と中国の関係は、カードを握っているのは北朝鮮側。北朝鮮は中国が北朝鮮を切れないと思っている。中国は、いずれは崩壊するだろうが、崩壊が無秩序なものに
なる場合、その時に日本が考えなければならないことは、核処理、難民という二つの問題が重要になる。
理想的には、平和的に連邦制に移行していくことだが、中国帝国の思想が強い今の状況では難しいだろう。

講演の内容は、中国の本意がわかりやすく理解できるものでした。やはり、日本に求められることは、日本の良さを国内においては失うことなく大切にしながら、国際的
には、海外に対して毅然とした対応をしていく、内外でのスイッチをきちんと切り替えることができるようになることだなと感じました。


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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 00:26| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする