2019年07月17日

カオパンサー(入安居)を迎えて

カオパンサー(入安居)を迎えて

今年のカオパンサーは、仏暦2562年7月17日。
雨季のある地域では、雨季の期間中は出歩くのは大変でもあり、
そのために、僧侶の皆さんも托鉢に出ることなく
寺院の中で修行に勤しむという形になったようです。
雨季は、生き物が多くなるので、出歩くと殺生の可能性が
多くなるというのも、ひとつの理由ではあるでしょう。
もし、雨季がなければ、パンサーという形は
別なものになっていたのかもしれません。
7月の満月の日の三宝節(アサラハブーチャ)の翌日から
パンサーの期間にはいるということで、
その最初の日が、カオパンサー(入安居)です。
そして、旧暦11月の満月の日にパンサーの期間が終わりを
迎えます。オークパンサー(出安吾)です。
サンガにて修行に集中する期間ということで、
在家の皆さんも、しっかりと五戒をまもって
過ごすようにしたいものですね。
カオパンサーは、タイでは祝日であり、禁酒日でもあるそうです。
とても良いことだと思います。
これを機会に、本格的に禁酒することをお勧めしたいですね。

【2019年 仏日】
1月5、13、20、28日
2月4、12、19、27日
3月5、13、20、28日
4月4、12、19、27日
5月3、11、18、26日
6月2、10、17、25日
7月1、9、16、24、31日
8月8、15、23、29日
9月6、13、21、28日
10月6、13、21、27日
11月4、11、19、26日
12月4、11、19、25日

霊性修行、魂の成長のために、
カルマの解消、徳分を積む。
マントラを唱える。ダルマを学ぶ。
瞑想をする。
カルマを増やさない(五戒を守る)。

すべては、自分自身の魂の成長のためであり、
地獄へ逝く道から逃れるためのものであるわけです。
この世は苦に満ちた世界であり、
それは、苦の中でこそ、大きな成長が得られる
修行の場であるから故のことなわけです。
お釈迦様が、覚り悟り、真理、ダルマを
知ったとき、輪廻の輪から逃れるすべが
明らかとされたわけです。
輪廻の輪は、非常に長い周期です。
地獄で苦しむ時間は、何兆年という単位です。
この現世での時間は、非常に短いものですが
非常に大きな価値をもった時間でもあります。
カルマ解消、徳分を積む、それが容易に
出来る世界となっているからです。
折角、この世界にいて、大いなるチャンスを
得ているのに、カルマ解消、徳分を得ること
なくして、カルマを増やし、徳分を消費するだけなら
なんともったいなく、無駄なことだといえるでしょう。
動機を転換する機会のひとつともいえる
カオパンサーの日に、
自分自身の魂の為に、何か新たな一歩を
歩みだせたら素晴らしいと思います。
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 20:46| 静岡 ☀| Comment(0) | コラム:神の叡智から学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする