2010年04月24日

BBAシンポジウム「国民の、ITによる、日本復活」

ブロードバンド推進協議会のシンポジウムの講演で
ソフトバンクの孫氏と、楽天の三木谷氏が
講演、対談しています。

BBAシンポジウム「国民の、ITによる、日本復活」
http://www.ustream.tv/recorded/6375858


楽天の三木谷氏の講演は、ネットビジネスのサイドから
経営、ビジネスの側面からの意見を語られていました。
ガラパゴス規制だということで、
ネットビジネスを阻害するものとしてあげているものに
以下のようなことを語っていました。
・医薬品販売規制
・東京都フィルタリング規制
・ライフログの利用規制
・食品表示規制
・NGN
・貸金総量規制
確かに、非常に問題の多い規制です。
ただし、単に反対するだけでは意味ないとも感じます。
なぜ、こんな規制が出てくるのか、
その理由について、きちんと評価しておく
ことも必要であるといえるでしょう。
不利益を被る人、被害にあう人は、自己責任で
なんとかすればいいというだけでは、
説得力に欠けるということも考慮して
しっかりとした対案を提示した上で、
反対することが重要であるということを
忘れてはならないと言えるとおもいます。
時間的制約もあってか、そのあたりの話しが
殆どなかったのが残念でした。
あと、何でも世界標準がよいのかということには
危惧と疑問を持っておくことも必要だと思います。
実は、ガラパゴスで良いものもあったりすると
感じています。英語を標準語にすることは
日本の良さを失うことになるかもしれません。
まず、日本語を大事にすること、
その上で外国語を学ぶことが大切であると
いうあたりも考えていく必要があるでしょう。

ソフトバンクの孫氏の講演は、
21世紀は、光の道
ということで、これまでの
車の道、水の道、電気の道、通話の道
というインフラの整備による
生活の向上と変化の歩みを振り返って
これからの時代のインフラとして
整備されていくべきものとして
光の道、情報の道であるということを
上手に解説してくれています。
話しを、21世紀の女性解放に繋げて
います。自宅での仕事の出来る環境の
充実につなげています。
ブロードバンドに関する講演ということも
あってでしょう。インフラとしての光、
実際には、光である必要なく高速通信インフラと
いうことであり、そのなかで有線は光が
もっとも効率的であるというだけですが、
時代は、モバイルも含めた高速通信インフラが
基盤となっているということです。
クラウドは、まあ時流にのってキーワードを
使われてますが、実は話しの内容に
クラウド無関係であったりします。
性の差別だけでなく、年齢差別をなくすべき
と語ってますが、残念ながらソフトバンクの
求人にも年齢差別あったりします。
転職市場は、年齢高いと厳しいですからね。
メタルを光に置き換えること
その価値とコストについて、
象徴的な話しをされています。
地デジ化とあわせて、まず光化をする
インフラの整備を国策で行うというのは
確かに必要なことであり、それを進める
べきだといえるでしょう。
NTTの改革案は、さすが孫氏といった感じです。
ここは、議員さんにも理解して欲しい
ところですね。
教育インフラとしての電子教科書、
医療インフラとしての電子カルテ、
まあ、iPadにする必要も、クラウドにする
必要もないですが、考え方としては
その通りであるといえます、
J-SaaSなどの国が主導でつくった
各インフラを、各省庁のものを統合して
管理し利用することで、安く効率的に
提供できるのですが、もったいないという
状況になってるのが残念ですね。

孫氏と三木谷氏の対談。
改革を進めていくときの問題と課題に
ついて語られています。
行政の硬直化の問題が、規制改革の進まない
問題になっているということを
ネット関連の規制に関連して、
他の事例を出して、政治の問題を指摘してます。
明治維新のときの若者の熱い志を、
今、また必要になっているという話題は、
確かにその通りだなと思います。
孫氏に功績は大きいです。通信インフラの改革として
NTTの競争相手として立候補したことですね。
NGNの話しは、確かにもう古くなってしまってますので
その通りの面もありますが、三木谷氏が何故あそこまで
固持するのか、別の意味で興味ありますね。
日本発のものは皆ダメだみたいな部分は、
出来れば、そうでないところもあるというフォローを
入れて欲しかったかなという気もしました。

インフラと規制の問題をピックアップしているのは
これからの日本の発展における大きな課題なので
素晴らしいことです。
ただ、グローバルスタンダードに会わせるという
方向の話しだけなのが、少し残念です。
日本発のグローバルスタンダードを創るという
話しもあったらなという気がしました。
実は、規制が多いのは、意識のなかに
日本発のグローバルスタンダードをというのを
なぜか潰そうとして海外のものが良いという風潮を
なくすということや
日本のものを良いものだと主張できるような意識の
改革も必要なのだという気がします。

話しのなかで出てくる言葉で、
個人的に残念なのは、草食とガラパゴスが
悪いことのようなイメージで使われていること
でしょうか。草食って、エコでありアクティブです。
ビーガン、ベジタリアンに対してのネガティブな
イメージに繋がるようで嫌いです。
ガラパゴスは、まさに奇跡ともいえる自然の宝庫です。
独自性のもつ魅力と価値を、否定されているようで
嫌いです。
まあ、いいたいことは、そうではないと
わかっているのですが、言葉の伝えるイメージは、
決して、その通りにだけは伝わらないということも
少し意識していうべきな気がするのですけど・・・ね。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 09:49| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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