2010年05月21日

キャラクタビジネス業界の今に・・・


マーケティングリサーチ会社のクロス・マーケティングから
2009年のキャラクタビジネス業界の調査レポートが
発売されるようです。
この種のデータ、個人で買うにはちょと高いです。
広告の概要などから、見えてくるものもあったりします。
詳しくデータをチェックしたい方には、便利であると思います。
もちろん、データは、そのデータが、どのように集められたもので
どんな情報をベースにしたものかをチェックした上で、
考慮していくことが重要であったりします。

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資料名:CharaBiz DATA 2010
発刊日:2010年5月28日
発行:株式会社キャラクター・データバンク
販売:株式会社クロス・マーケティング
判型:A4版・1C 304ページ
価格:■書籍 39,900円(38,000円+消費税1,900円)
   ■書籍+CD-ROM 52,500円(50,000円+消費税2,500円)
詳細ページ: http://shop.ns-research.jp/mail/u/l?p=mjjUJKoRLWQZ
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さて、概要だけで、なんとなく見えてくるものも
あるのかなという気がするならば、
それは、どんなものでしょうか。
どうも、サマリーをみると、基本は、チャイルド&ファミリーが
ターゲットになるのが、キャラクタビジネスであるように見えます。
人気のキャラクタからも、明らかだといえるでしょう。
コミック、アニメ、映画、ドラマなどのキャラクタによる
マーチャンダイジング(MD)は、映像コンテンツにおいては、
製作費の回収局面のひとつとして重要なポジションを占めている
わけですが、定番というべきキャラクタについては、そこそこでも
新しいキャラクタが、あまり出てきていないような気がします。
特撮ヒーローの定番、少女ヒロインの定番、ファミリーキャラクタの定番。
業界そのものが、リスクをとることを避けてきていることもあって
既存の人気作品に頼るしかないというのが、実態なのかもしれません。
そのなかで。「イナズマイレブン」は、大健闘といえるでしょう。
アニメも、日曜午前枠から、ゴールデンタイムに移動して、
サッカーというスポーツをベースに、子どもたちを惹きつけていると
いったところでしょうか。

ところで、このレポートの中で、扱われているのか不明ですが、
キャラクターとして、注目されているものに、
ご当地ヒーローというのがあったりします。
市場規模では小さいものの、それぞれの地域限定のエリアのなかで
地域の活性化や、地域の名産や物産の宣伝マンとしても
大活躍しているキャラクタが、結構いたりするようです。
市場規模にみあったキャラクタービジネスというスタイルも
今後は、ありだと思います。
拡大だけが全てではない時代になっていることを認識した上で、
別な方向性を探っていくことも、経済のなかでは必要になっていると
いえるのではないでしょうか。
日本は、世界最大のキャラクター大国だと思います。
ちょっとしたイベントや、大会、組織にも、キャラクタが
登場したりする国は、世界でも日本くらいであるといえるでしょう。
その意味では、ロカールな世界から、ワールドに出て行くような
ものも出てくる可能性はあるのだろうと思います。
最初から、世界を目指すとなると、なかなかビジネス戦略としても
難しいところはあるかなと思います。
キャラクタへの文化的嗜好というものが、その国々にあるという
こともあって、万国共通なキャラクタというものは、
ある種の定型や類型に収まってしまうのではないのかなと
いった感じもするからです。
ただ、日本のキャラクタは、国籍を感じさせないものが多いので、
海外でも意外と受け入れられやすかったりしています。
アニメやマンガの人気も、そんなキャラクタのデザインが
あってのことだともいえるのではないでしょうか。
多様性の時代のなかで、どのようにビジネスを展開し、
ビジネスとして生き残っていくのか、さまざなアプローチや
新しい取り組みも、必要になっていくことでしょう。
でも、キャラクターは、夢を売る存在でもあったりするので、
もっと、活性化していって欲しいという気がします。

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■サマリー■
 09年のキャラクター商品小売市場規模は、前年比2.4%増の約1兆5,770億円。
 微増ながら5年ぶりに前年を上回った。
 小売市場規模に基づく人気キャラクターランキングでは、
「それいけ!アンパンマン」(シェア:7.56%)が過去10年間で初のトップを獲得。
 また、
「プリキュアシリーズ」(3.96%)
「仮面ライダーW」(0.83%)や
「仮面ライダーディケイド」(0.86%)
「侍戦隊シンケンジャー」
「イナズマイレブン」(0.74%)
 等、テレビ連動型キャラクターが好調に推移した。

■ 目次 ■

特集 2000年〜2009年 キャラビズ業界10年の軌跡からみる今後の方向性
 90年代に右肩上がりで成長してきたキャラビズ市場だが、
 2000年以降、景気低迷、少子高齢化といった社会的な変化、
 メディアや流通環境の変化のなかで厳しい状況が続く。
 この10年を振り返るなかで、今後のキャラビズの方向性を探る。

第1章 2009年のキャラクター商品市場
 推定市場規模/キャラクターライセンスの動向/
 2009年人気キャラクターBEST100(ユーザー調査より)ほか
 ◎ビジネストピックス
・≪新たな地域とキャラクターの関係性≫
  従来型の地域発ではなく、ノウハウを持つ企業との連携により
  地元完結ではない展開を目指す
・≪マスメディア低迷とCGM隆盛のなかで集約化が進む市場環境≫
  多様化、複雑化が続くメディアとキャラクターとの関係性
・≪キャラクターイベント≫
  消費者の変化の影響を受けるイベント物販。
  イベント会期後の話題につながる価値の高い「体験」
・≪コンセプトショップ形態が市場を牽引するキャラクター流通動向≫
  顧客ニーズを反映した個性ある売り場づくりを行うためには
・≪キャラクターがつなぐ企業のコミュニケーション戦略の現状と展望≫
  本格的なネット社会のなかでキャラクターを起用する意味とは

第2章 キャラクターMD動向2009
 玩具/テレビゲーム/文具/家庭用品/アパレル
 アクセサリー/出版・映像/食品・菓子/パーソナルケア/
 パチンコ・パチスロ/アミューズメント/携帯コンテンツ
 商品カテゴリー別ランキングデータ
 (キャラクターランキング、アイテムランキング)

第3章 ライセンサー動向2009
 ウォルト・ディズニー・ジャパン
 NHKエンタープライズ
 角川プロダクション
 カプコン
 コスモマーチャンダイズィング
 サン・アールアンドピイ
 サンエックス
 サンライズ
 サンリオ
 小学館集英社プロダクション
 ソニー・クリエイティブプロダクツ
 円谷プロダクション
 ディック・ブルーナ・ジャパン
 手塚プロダクション
 電通
 東映
 東映アニメーション
 日本アニメーション
 ぴえろ
 プラザスタイル
 (50音順)

第4章 コンシューマー動向2009
 男女別・男女年齢別キャラクターランキングデータ

第5章 販売チャネル動向2009
 販売チャネル別キャラクターランキング

第6章 AD&SP動向2009
 2009年の日本の広告費/業界別キャラクター起用広告販促動向ほか

巻末付録(データ・資料)
 キャラビズの実態と今後の方向性/キャラビズ関連データ
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 20:14| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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