2010年08月23日

カラフル〜生きるということを問う作品です

残暑厳しいなか、映画を観てきました。
とても素敵な作品でした。

『カラフル colorful』
http://colorful-movie.jp/index.html
監督:原恵一、脚本:丸尾みほ、原作:森絵都
音楽:大谷幸、主題歌:miwa
制作:アセンション、サンライズ
配給:東宝

キャッチコピー
「あなたは一度死にました」
「ただいま、サヨナラした世界。」
「もう一度、人生やり直してみませんか?」。

第46回産経児童出版文化賞受賞の森絵都さんの小説を

原作にした劇場アニメーション
2000年秋に公開された実写映画があるそうですが、
知りませんでした。
監督:中原俊、脚本:森田芳光、音楽:池辺晋一郎

クレヨンしんちゃんシリーズ劇場版、
『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督が
サンライズ制作により、おくりだした作品
『カラフル』

劇場で、東宝のマークのあとに、サンライズの
マークが登場したときには、えっ、サンライズなの
って、おもいました。

さて、物語は、意外な出だしではじまります。
ぼく、誰なのかわからない、あの世への
切符を手にして消えてゆくのを並んで待っている
ところに、プラプラがやってきて、
「あなたは一度死にました」
「もう一度、人生やり直してみませんか?」
といった感じで、ぼくを、自殺した少年 小林真の
からだに、そして、小林真として、ぼくは
歩みだします。

作品の舞台は、東京都世田谷区の等々力や二子玉川付近、
等々力駅や二子玉川駅、高島屋玉川店などが実名で登場します。
電車好きのみなさんにとっては、既に廃線になった
二子玉川駅からの路面電車が、映像として登場し
走っているシーンを見るだけでも価値があるといえるでしょう。

また、作品の音楽も魅力的です。

イメージソング
『僕が僕であるために』
作詞・作曲:尾崎豊
編曲 Akihisa Matzura、歌 miwa
エンディングテーマ
『青空』
作詞・作曲:真島昌利
編曲 Akihisa Matzura、歌 miwa
劇中曲
『手紙 拝啓 十五の君へ』アンジェラ・アキ。
『風』はしだのりひこ(メロディーのみ)。

さて、作品は、映像的にも、面白い構成を
つかっています。実写映像のような背景を使ったり
スチール写真を使ったり、なかなか斬新です。

作品のテーマは、まさに現代社会が
抱えている問題を捉えたものになっています。
自殺、家庭崩壊、不倫、援助交際、イジメ、・・・
生きること、人と人との関係、絆、想い、
孤独、友情、不安、・・・
ぼくの歩む時間のなかで、
気づいていくこと、そして、ぼく=真をめぐる
人たちの変化、それは、まさに生きていることの
意味と価値への接近といえるかもしれません。

原作を読みましたが、原作よりも、強く、
作品のメッセージが伝わってくるように、
演出されたものになっていると感じました。

多くの人に観て欲しいとおもう作品です。

製作は、いつものような面々、
フジテレビジョン
サンライズ
電通
アニプレックス
ソニー・ミュージックエンタテインメント
東宝
となってます。
サンライズが、特に力入っている作品であるようです。

「生きることの意味を感じてみて下さい」
「多様性、それは、カラフルな色」
「リセットして、歩み出すと、違った自分がみえてくる」
「過去に縛られるのではなく、未来に目を向けよう」
「たかが、数十年の人生、楽に生きればいい」
そんな、感じの言葉が、きこえてくる映画とも
いえるでしょう。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 00:12| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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