2010年09月20日

違法動画が減らない理由のひとつ〜動画サイト側のやる気のなさ〜

 違法動画が、動画サイトには、数多く投稿されて
いることが、問題視されています。
でも、それはなかなか減ることはありません。
違法とわかったとしても、誰もがそれを通知できない
ようになっていること、そして、通知されても
サイト側は、基本的に、何もしないという姿勢であると
いうことが、大きな原因であるといえるかもしれません。

たとえば、大手のユーチューブで、
投稿動画について、違法性を感じた人がいたとしても
それを通知する場所として、ユーチューブという
選択肢は、まず殆どあり得ないのです。
その理由は、ユーチューブが提示している
以下の文章を読めば明らかでしょう。

====(以下、引用)=====
著作権侵害の申し立ては、法律で定められた手続きに従って
権限のある当事者が提出した場合のみ処理できます。
虚偽の通知を行った場合、多額の罰金が科せられることがあります。
詳細および手順については、ヘルプセンターをご覧ください。

プライバシーの申し立てを処理するには、詳細情報が必要です。
詳細および提出フォームについては、
ヘルプ センターまでお問い合わせください。

いじめの申し立てついて状況を正確に把握するため、
より詳しい情報をご提供いただく必要があります。
セキュリティ センターで詳細をご確認の上、
フォームを使用して情報を送信してください。

YouTube で法的な申し立ての手続きを行うには、
さらに詳細な情報をお知らせいただく必要があります。
必要な情報と情報を送信するためのフォームについては、
ヘルプセンターをご覧ください。
====(引用、おわり)======

つまり、違法性を感じても、自らが法的な責任を負うつもりが
ないのであれば、何も言うなというメッセージが提示されて
いるということなのです。
さらに言えば、著作権違法の画像があっても、
自分が著作権者でもないのに、違法と言ってきたら
虚偽通知として罰せるぞという脅しをかけています。
目の前で殺人が行われても被害者でないなら通知するなと
言っているわけです。そして通知したら罰するぞと。
また、プライバシー侵害があるなら、プライバシー情報を
よこせとも言っています。
いじめについても、より詳しく情報をよこさなければ
だめだというわけです。
こんなことを言われたら、多くの人が、通知するのを
止めるでしょうし、やりたくなくなるでしょう。
なぜなか、違法画像を放置しているサイトを、
そこまで信用できるはずなのないからです。
つまり、こんなふうに、善意の通知を封じるような
ことを行っているのですから、違法性があっても見逃される
仕組みが構築されていると言ってもよいのではないでしょうか。
やはり、もっと、自由に違法性を通報できる仕組みが
必要であると感じます。
そして、通知された中から、違法性を確認してチェックするのは
通知を受けた側で行うようにすべきでしょう。
もちろん、通知を自由にすると、違法性のないものに
関する誤った通知もあるかと思います。
しかし、それを認めた上で、違法性の是非を判断するのが
その画像を公的場に出すことを許している側の責任として
なすべきことだとも言えるでしょう。
業界や企業側で、出来ないのであれば、
法的な規制も仕方がないとおもいます。
各動画投稿サイトが、どのように違法動画を削除していく
ことをおこない自助努力のなかで、公的モラルを
維持していくのか、その姿勢が問われているといえるでしょう。
もし自己浄化できないのであれば、
法的に義務としておこなうようにするしかないと
いう流れになるのは仕方のないことだと思います。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 10:46| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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