2010年10月20日

うつ病回復の記録〜人財育成のツボ〜人を大切にする企業

 企業は人と言いますが、実際には人に優しいというか
人を育て、大切にする企業は、日本には少なくなっていると
いえるのかもしれません。
その原因は、欧米追従の利益優先主義にあるような気がします。
家族企業といわれた時代のよさは、利益中心主義に移行するなかで
消えていき、社員は部品という感じになっていってしまって
新入社員にも即戦力を要求するという余裕のなさに加えて、
成果がすべてで、それ以外はどうでも良いといった感じとなり
潰れた社員は辞めればよいみたいな風潮になっていった結果、
結局は、企業の力は衰えて、競争力もない、耐える力もないものに
なっていってしまったのではないでしょうか。
 欧米でダメだといわれた成果主義がなぜか日本では良いと
いわれて導入されたりとか、日本の企業は、まさに欧米のものが
良いという幻想に惑わされて、欧米が日本の良さを学びとって
伸びていくなかで、崩壊の道を辿っていったようにも思えます。

 さて、日経BP社の人材育成関連のサイトに、
新しいコラムの掲載がはじまったそうです。

ひとつは、メンタルヘルスに関するコラムで、

埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授 大西秀樹氏による
「うつ病回復の記録」
 第1回 うつ病と診断されてしまった
http://www.nikkeibp.co.jp/article/hco/20101008/247987/

もうひとつは、

PSマネジメントコンサルティング 代表 安藤良治氏による
「“人財”育成のツボ」
 第15回 ミドル・アップダウン・マネジメントを採用せよ
http://www.nikkeibp.co.jp/article/hco/20101008/247988/

どちらも、企業経営者や管理層の皆さんにとっては、
重要なテーマを扱ったコラムであるといえるでしょう。

 うつ病については、私も、コラムの内容に関して、
より深く、いろいろとお答えできるかなとも思います。
世の中の情報は、ある意味、標準的なものでしかなく、
うつ病については、実は、それにマッチしない人の方が多いといえるでしょう。
人によって、うつ病からの回復についても、その方法が異なるし、
アプローチも違ってくるといえます。
自宅静養がかえって悪化を生むケースもないわけではありません。
仕事を継続していた方が、回復できる場合もあり得ます。
もちろん、よく出てくる回復のパターンが、より多いケースでは
あるわけです。
でも、それでうまくいかないこともあるということは
認識しておくべきでしょう。
うつ病の原因は、人によって、異なっており、原因を除去しなければ
治らないものであるわけですから、アプローチを間違えれば
回復は遅くなってしまいます。
今回のコラムのケースも、ひとつのパターンでしかないと思います。
症状や環境状況など、近い人にとっては良い参考となるかもしれません。
でも、必ず同じとは限りません。
よく、ネットの情報や本の情報で、私はこれだと思い込む人がいます。
これは、実は非常に危険なことであったりします。
その思い込みと違うことを医師に言われたりしたときに、
治療がうまく進まなくなることが有り得るからです。
ネットや本などの情報は、一例であって、自分とは違っているかも
しれないということを認識して、医師などに相談して、
診断してもらってから、回復方法を考えていくことが大切です。

 さて、人材ではなく、人財を育成するのは、なかなか大変です。
コラムでは、現場と経営を繋ぐミドルマネジメントの重要性が
語られています。
その中で取り上げられているのは、IT開発の現場で、
注目されてきた、アジャイルソフトウエア開発手法の一つ「スクラム」で
あったりします。
 ビジネスアナリシスの国際団体IIBAが、
「Agile Extension to the Business AnalysisBody of Knowledge(Draft for review
)」を
  http://iiba.info/AgileBABOK1
8月に発表しているとのことですが、アジャイルソフトウエア開発と
ビジネスアナリシスの融合と連携のあり方について、
考えていくにあたって、ひとつの参考となるものであるようです。
 しかしながら、手法やプロセスなどは、やはり手段でしかないと
いうことも事実です。実際の運用や適用にあたっては、人をより意識し
現場のあり方と、企業のあり方を、きちんと把握した上で、
考えていくことが不可欠となります。
そのなかでのミドルマネジメントは、まさに橋渡しであり、
潤滑油となるべきものであるといえるでしょう。
はやりのコーチングやメンタリングなども、結局は人によって
効果も変化するし、成果も変化してしまうものであったりします。
逆効果となることだって有り得るということです。
 マニュアルがなくても、非常に円滑に効率よく機能している
企業も存在しているということを、知っておくことも必要であるように
感じます。

 「リーダー力 診断」無料体験版なるものがあるようです。
興味のかる方は、ちょっと試してみるのもよいかもしれません。
http://www.nikkeibpm.co.jp/rd.php?aid=3520
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 08:30| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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