2011年01月19日

新年の新作TVアニメ・・・・

 近年は、1クール毎に、番組が変わるのが
当たり前になってきて、昔であれば、通年の作品や
2クールの作品が主流であったので、
新番組の開始も、4月、10月であったのに、
今は、1月、4月、7月、10月と、
枠で4作品も1年に放送されるといった感じに
なっています。
そのためか、作品のシナリオ構成も、
ドラマが短編になってきてしまって、
原作ものであれば、原作を知っている人だけを
ターゲットにしたような感じなものばかりになり、
また、作品としての深みとか、伏線も陳腐になって
きてしまっている感じもして残念ではあります。
また、途中打ち切りみたいな終わり方をする作品も
出てきていて、まさにTV放送は試写みたいな感じで
あるような印象もあったりします。
海外のTVに売るには4クール分くらいは必要なわけで
ある意味で、海外展開も難しいという作品が
増えているともいるのかもしれません。
また、クレジットに国外アニメータの名前も多くなり
国内のアニメ制作能力の低下に繋がるのではないかと
いった危惧もあります。
監督・演出については、それなりに人材は
出てきているという気がしますが、
優れたアニメーター、作画監督といった人材が
非常に重要であり、その部分についての育成が
続かないと、作品のアニメとしての質の低下は
否めないのかなという気もしています。
さて、それはさておき、新年の新作ですけど、
とりあえず、ざっと観た感じでの印象など
触れてみたいとおもいます。
(観てないのもありますが、それはおいとくとして)


「魔法少女まどか☆マギカ」
 魔女っこものも、昔とは違ってますね。
なのは以後は、こんな感じの展開での世界観での
作品が多くなっているような気がします。
いわゆる敵の描き方を、クレパス切絵的な作画で
描いて、異世界感を出しているのですが、
好みの分かれる表現手法でもあるように思います。
私はあまり好きではありません。
ノイタミナの作品で同様な作画演出していたものが
ありましたが、個人的には絵的にはあまりと
いう印象だったので、まあ本作品も、そのあたりは
ちょっとかなという感じではあります。
学園・魔女っ子・戦闘もの、さて恋の相手は
登場したりするのでしょうか。
(原作は知らないので・・・)

「君に届け 2ndシーズン」
 人気の少女コミックの第二期作品です。
実写映画、ドラマと、様々に展開して人気もある
作品ですので、まあ少女マンガアニメとしては
王道作品といえるように感じます。
番組最後のコーナーは必要あるのかとは思いますが
原作のイメージを素敵にアニメ化している
演出は好きな作品という感じです。

「放浪息子」
 ノイタミナの新作ですが、原作コミックは
小学校からの話で、それを中学から始めていると
聞いていましたが(読んでない)、
物語の展開はやはり不親切な入りにはなってます。
原作しってるよねという前提でないと
入りこみ難いという印象を受けました。
作品全体は、モノトーンに近い、
ちょっと変わった色調と雰囲気の作画となっていて
そのあたりの表現の実験としては面白い作品だなと
思いました。ジェンダー作品としての観かた、
青春の悩みと恋、憧れを描く作品としての観かた、
いろいろあるかと思いますが、
もしかしたらあきる人もいるかもしれないなと
いう印象もあります。

「フラクタル」
 オリジナルSF作品として期待している作品です。
ナウシカかって思ったりもしたり、ちょっと雰囲気に
ジブリSFの香りを感じましたが、
なかなか、期待できそうな気はしています。
作画は、ちょっとメリハリはっきり系(デジタル感が出すぎ)な
印象で、線に柔らか味がないのが個人的には
少し残念かなという気もしましたが、
まあ、もともと作画の出来よりも、シナリオと演出で
作品を観るタイプなので、今後の展開に期待と
いった感じです。

「夢喰いメリー」
 夢と現実の世界の融合という世界設定も
だいぶ使われてきていて、なかなか特徴を出し難い
感じになっている気もします。
本作では、主人公が夢を予知するという能力を
もっていて、自分の見る夢のなかに、
肉体を伴って入ってしまうという流れなわけですが、
そこで、ヒロインとの出会いがあり、
夢の世界に戻りたいヒロインと、
夢の世界から出てきたい敵との間に
主人公が位置づけられるといった感じなわけです。
作品としては、なかなか面白い展開には
なりえるのではないかなと。
(原作は読んでません)

「GOSICK」
 原作小説が好きな作品であったので、
どんな感じでアニメ化されるのか期待してました。
まずは合格点をあげたいと思います。
原作の雰囲気は、きちんと描けているように
感じてみてました。
気になっていたのが、ヒロインの声。
小説ではしわがれた老婆のような声で、
その容姿とはミスマッチということになっている
わけですが、さすがに老婆の声には出来ないと
思っていただけに、どんな声で表現を具現化するのか
注目していましたが、なかなか良い感じで
イメージ的にも悪くなかったです。
ミステリーの部分と、少年と少女の心の交流の部分と
上手に描いていって欲しいなとおもいます。
今後の展開に期待している作品です。

「IS<インフィニット・ストラトス>」
 謎の侵略者と戦うための特殊な装甲兵器IS、
その操縦者は女の子でないとダメというなかで、
ただひとり男の子で操縦できる特性をもった主人公が
パイロット育成の学校で、ラブコメを展開するという
お話ですが、ある意味で、フリージングとダブル世界観を
もってますね。お姉さんに、幼馴染、お高いお嬢様、
まあ、ラブコメ展開に必要な要素をしっかりと
おさえた上で、メカと戦闘、そして学園と、
まさにこの路線の王道アニメをいこうという感じです。
安心して観れる作品ということになるのかもしれません。

「フリージング」
 異世界からの侵略者に、特殊な生体素子を埋め込み
特殊な力をもった少女たちが戦うという物語。
ISが装甲兵器に対して、本作は人体改造兵器です。
そして、少女には年下の男の子のパートナーが必要という
設定となってます。エログロ路線のラブコメSFですね。
ISをちょっとダークにコアな感じにしたといった
ところでしょうか。
 主人公には戦闘で亡くなった大好きなお姉さん、
そのお姉さんに似た先輩は、学年No.1の戦士。
そして、ライバルの女の子に、同級生の男の子が
同室にときて、戦士育成のための学園で展開する
話は、きっと戦場へと繋がるのでしょう。
黒い斜線や白いぼかし、最近この手の修正が
多い作品が増えていて、TVで観ると画面によっては
悲惨です。正直いって観ていて酷いと思います。
まあ、醜い黒線や白靄なしを観たければDVD/BRを
買ってねということなのでしょうけどね。

「レベルE」
 原作コミックが、SFとして結構特殊な作品
らしいですね。読んでないのですけど。
あらすじみると面白そうです。
宇宙人が、突然、部屋にやってくるという話で、
主人公が振り回されていくわけですが、
話も入りやすく、なかなか面白くみせてくれそうで
期待できる作品かなと感じました。
お隣の女の子との関係も含めて、
お約束要素もしっかり押さえられているという
印象です。

「べるぜバブ」
 人気コミックのアニメ化。
日曜朝の枠らしく、テンポもよく少年王道アニメの
流れを踏まえた作品になっているという印象です。
テンポもよく、楽しめる作品になってます。
魔王になる赤ちゃんを育てることになった
主人公の少年と、それを取り巻く周辺の人々、
学園ものであり、魔法ものでもあるといったところでしょうか。

「これはゾンビですか?」
 ライトノベル原作のアニメ化は、本当に多くなりました。
さて、ゾンビになった主人公に、それを取り巻く
特殊な少女たち、その間に繰り広げられる
ドタバタやラブコメといったお話の作品ですね。
設定はSFですが、物語としては、ラノベらしい
青春物とでもいうべきでしょうか。

「ドラゴンクライシス!」
 オーパーツものであり、超能力ものであり、
ドラゴンものであり、ラブコメ学園もの、
そんなライトノベルのアニメ化作品です。
ドラゴンが人型をとるというのと、
いわゆるオーパーツの取り扱い能力が、
特殊な能力=超能力的なものとして、
レベル設定されているといった世界観のなかで
主人公を中心に、学園やその外で、
いろいろお話が展開していくわけです。
まあ、楽しめる作品になってます。

「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!!」
 長い題名の妹のやつがあったら、次は兄が題のもの
という感じでしょうか。
兄妹ラブコメ路線の流れで、アニメ化されたと
いった印象です。
最近は、どうも兄妹ものの危ない話の作品が、
アニメ化される流れがあるようですね。

「昭和物語」
 昭和30年代のある家族を中心したホームドラマの
アニメ作品です。劇場映画としても公開予定ということで
平成も20年を過ぎて、昭和へリバイバルという流れは
ひとつのパターンとして、受け入れられるような
感じになっているのかなという気がしました。
丁度、私たち世代の生まれた頃の話なので、
団塊の世代が、大学くらいの頃の話になるのでしょうか。


 他にも、土曜朝とか、新番組始まってますが、
規定路線のカードゲームものは、これまでどおりという
感じですからね。
NHK-BSでは、かみちゅが放送開始してますね。
既に観ている作品ですけど、NHKで放送してくれるとは
嬉しい感じです。
やはり、日本のアニメは、設定がSFなものが多いですね。
TVアニメの誕生が、SF作品からであったことも
やはり大きな要因であるのかもしれません。
あとは、やはり原作ものが多いです。
これは製作サイドのリスク軽減という結果でもあり、
製作委員会に原作の出版社が入っているということでも
あったりしますから、仕方のないところでは
あったりします。
また、殆どが、コミックや小説、音楽やゲームと
連携してのメディアミックスとして展開していくもので
あるのも、日本のTVアニメの型になっていると
いった感じでしょうか。
それに劇場アニメも最近は追加されてきています。
アニメ業界においては、メディアミックスで、
複合的に利益を出せるようでなければ、製作が難しく
なってきているということでもあるでしょう。
 しかし、一時期よりも減少したとはいえ、
1クールものが増えたためか、作品本数的には
なんとなく減少傾向も終わりになっているのかなという
気もします。

ノイタミナは、既に4月と7月からの
4作品についても発表していますね。
http://noitamina.tv/
「C」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
「うさぎドロップ」「No.6」
3月に10話連続放送されるNHKのアニメ
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」
も、プロダクションI.Gが制作ということで、
期待してはいます。
秋には、NHKで、佐藤順一監督の新作
「ファイ・ブレイン 〜神のパズル」の放送も
決まってますしね。
他にも、今年の新作予定が、いくつも公表されていますが、
「まりあ+ほりっく(第二期)」
「ロッテのおもちゃ!」
「日常」「SKET DANCE」「TIGER&BUNNY」・・・
基本的な傾向は、変わらないような気もします。
少し良いかなと思うのは、オリジナルも健在であると
いったところでしょうか。
やはり、原作ものではない、オリジナルアニメ作品も
ないと、さみしいですからね。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 20:27| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ・マンガ・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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