2012年08月07日

ベジタリアンになる人とは?

私は、禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータと称しているわけですが、
ベジタリアンになる理由について、少し考えてみようと思います。
どんな動機で、ベジタリアンになるのでしょうか。
おそらくは、4つくらいに分類できるのではないかと感じます。
すなわち、
 
1.健康問題から
 
2.動物愛護から
 
3.環境問題から
 
4.信仰・慣習から
 
の4つです。
ベジタリアンという言葉の語源は、菜食を意味するものではないことは
少し調べると誰でもわかることですが、
ラテン語 Vegetus(活気のある、生命力にあふれた)+
英語 野菜 (Vegetable)
というところからきているわけです。
もともとは、倫理的な価値観から、禁酒と節制から食生活を営むという
流れで始まったものでもあるようですね。
アメリカ栄養士学会の定義は
『ベジタリアンとは、動物性食品を避け、
 穀物、豆類、種実類、野菜、果物を中心に摂る人』
とのことです。
ちなみに、ベジタリアンという範囲でいくと、
 ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-ovo-vegetarian) 乳卵菜食
 ラクト・ベジタリアン (Lacto-vegetarian) 乳菜食者
 オボ・ベジタリアン (Ovo-vegetarian) 卵菜食者
 ヴィーガン (Vegan) 純粋菜食者 完全菜食主義者
 ダイエタリー・ヴィーガン (Dietary Vegan)
 ピュア・ベジタリアン (Pure-Vegetarian)
 オリエンタル・ベジタリアン (Oriental Vegetarian) 仏教系の菜食主義者
 フルータリアン (Fruitarian) 果食主義者、果物常食者
といった分類に属する人となっているといえるでしょう。
ベジタリアンモドキというレベルに関していえば、
 ノンミートイーター (Nonmeat-Eater)
 ホワイト・ベジタリアン(White-vegetarian)
 セミ・ベジタリアン (Semi-Vegetarian)
 フレキシタリアン
 ペスクタリアン (Pescetarian)
 ペスコ・ベジタリアン (Pesco-vegetarian)
 フィッシュ・ベジタリアン
 マクロビオティック (Macrobiotic)
といった人がいますが、ベースはベジタリアンではないので要注意でしょうか。
Wikipediaをはじめ多くの解説のなかには、ベジタリアンである理由を
誤解して記述しているものが多々見受けられます。
特に信仰ベースの話の部分については、解釈の多様性から本質を外しているもの
も多いのが実情であるといえるでしょう。
お釈迦様が肉食をしたという記述などはありえない話であるのですけどね。
後世の文献のなかに自分たちが肉食したいがゆえに話を創ったものが
残されている影響であるわけで仕方ないところではあります。
 
さて、
ベジタリアンになる理由としての4分類ですが、
多分、この4つの動機のいずれかか、複数の理由で、ベジタリアンに
なった人が殆どであると思います。
 
1.健康問題から
 これは、いわゆるメタボやアレルギー、ガンなどの要因として肉食が
 あげられているわけであり、健康を害した人にとっては、
 健康を取り戻すためには何でもやってみるということのなかに、
 菜食という食の選択があり、それで効果があったら継続するという
 流れになるわけです。
 
2.動物愛護から
 動物を殺すことに反対するという立場から、肉食をやめるという人です。
 また動物を虐めるような行為も嫌だというような考え方もあり、
 そこからの理由で肉食を止め継続しているという流れです。
 もちろん、動物愛護や保護を訴えていても牛肉は食べている人も多いですが、
 まあ、特定の動物の肉だけ食べないという人もいるわけです。
 それは、ベジモドキなわけですけどね。
 
3.環境問題から
 スローライフやエコという視点、自然環境を守るために、自然の動物を
 自然のままに生かすべきという流れ、畜産への反対などから、
 ベジタリアンになるという人も最近は多いようですね。
 
4.信仰・慣習から
 これは、遥か昔、人と神が共に生活していた時代から続くものです。
 不殺生ということを守るためにベジタリアンであるということですね。
 これは宗教である場合もあれば、信仰や慣習として、殺さずを守るという
 戒律をもった文化、文明のなかで育ったゆえに、死骸を食べないという
 ことであったりするわけです。
 神の叡智からいけば、不殺生は当然のことであるわけで、
 それを守ることは当たり前のことだということなわけですね。
 お釈迦さもイエスさまも、生涯において神を裏切ることなく生きられた
 わけですから、当然、ベジタリアンの一生であったわけです。
 (学術に基づく近代文献学の発達から、釈迦の肉食は事実だという
  主張がありますが、その元なる文献が間違っているのですから
  意味なしです。そして、学術では文献の記述が絶対に正しいとは
  証明することは不可能なのですから)
 
どの様な理由で、ベジタリアンになったのか、
実は、カルマの視点からいえば、動機は重要なポイントではあるのですが、
それでも、ベジタリアンでないよりは、ある方が良いことに
かわりありません。
もちろん、ベジタリアンでないからといって、悪いわけでもありません。
実際のところ、どう頑張ってもベジタリアンになれない人もいるのですから。
それは、個人レベルでの価値観の問題であり、
信念と信仰の問題であるわけです。
信仰の自由があるように、食の自由もあるわけです。
今世において、ベジタリアンになれる人もいれば、なれない人もいる
それは神の摂理においても、矛盾するものではありませんから。
西洋の研究は、西洋の文化をベースにして行われているために
多くの誤った解釈を生み出してきたという歴史があるわけです。
肉食文化の人に菜食の本質を解明することなどおそらく無理でしょう。
 
観光庁のまとめた、食文化、食習慣についての
マニュアルは、食の多様性をよく整理したものに
なっていると思います。
学校給食も、このマニュアルに準拠していくべきだと
思います。学校給食については、自治体の運営サービスから
完全な民営化してしまって良いと思います。
親が給食センターと直接契約して、メニュー等も選び
費用も民間の給食センターが集めるようにして
不払い=給食停止にしていくべきでしょう。
実は事業仕分けで廃ししてしまっても良いサービスに
なっているともいえるでしょう。
不払い給食費問題をクリアにする意味でも検討すべき
ことのように思いますし、画一化したメニューではなく
親と子で選んだメニュー、食文化や慣習のものを
食べられるようにしていく意味でも、
現状の学校給食は見直すべき時期にあるとおもいます。
 
「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル」
http://www.mlit.go.jp/common/000059429.pdf
「多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル(抜粋版)」
http://www.mlit.go.jp/common/000059430.pdf
 
さて、動物愛護の視点からや、食の安全の視点などから、
多くのドキュメンタリー作品がつくられています・
 
「フード・インク(Food, Inc.)」
http://www.foodincmovie.com/
「いのちの食べ方」
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
「食の未来」
http://syoku-no-mirai.net/
「ザ・コーブ」
http://www.thecovemovie.com/
http://www.thecovemovie.com/japanesefiles/the-cove-store-files-final/Cove-home-page-absolute-url.html
 
動物愛護や、不殺生という考え方からも
殺した死骸を喰らうことが良くないと考える人が
いるわけです。
もちろん、不殺生を守れない環境にいる人もいて
強制することなどは出来ません。
食料問題や環境問題から、肉食の不効率さや問題を
指摘している人もいます。
 
また、よくベジタリアンで健康に問題ないのかとか、
子どもの成長のために良くないのではとか、
無知ゆえの主張をする人がいます。
医学的にも、問題はないし、美容にも育児にも
問題ないことが書籍でも紹介されていますし、
西洋医学でも、ベジタリアンの健康については
問題ないことがいろいろ確かめられています。
 
"ベジタリアンの医学 (平凡社新書)"
 ISNB4-582-85262-9 出版社:平凡社
 著者:蒲原 聖可
 
"素食美人−身体も心も綺麗になる!"
 ISBN978-4-8136-0622-2 出版社:中央アート出版
 著者:張 暁梅
 
"赤ちゃんはベジタリアン−乳幼児のための最新栄養ガイド"
 ISBN978-4-8136-0644-4 出版社:中央アート出版
 著者:シャロン・K・インテマ&クリスティーン・H・ベアード
 訳者:穴原美智子
 
"プレママのベジママ宣言−赤ちゃんを安心して産める食生活ガイド"
 ISBN978-4-8136-0646-8 出版社:中央アート出版
 著者:シャロン・K・インテマ
 
"ベジっ子育て−ちびっこベジタリアンのための役立つ知識"
 ISBN978-4-8136-0645-1 出版社:中央アート出版
 著者:シャロン・K・インテマ
 
基本的にいえば、ベジタリアンは健康的にも問題なく
子どもの成長においても問題ない食文化だということです。
聖人といわれる人は、まず生まれたときから
ベジタリアンで生涯ベジタリアンのままで生きて
いらっしゃいますから。
不殺生の教えを守ればそうなるのは当たり前だと
いうことですね。
 
仏教では、不殺生は当然の教えであるのですが、
やはり、ブッタの教えが伝来するなかで、
歪められて、創作された物語なども追加されて
不殺生を守らなくてもよいようなことに
なっていたりします。お釈迦様が肉を食べてたとか
食べてもよいと言ったとかいう話しは、まさに
お釈迦様を侮辱したものであり、後世に自分たちが
肉を食べたいがために創作されたものであると
いえるでしょう。生まれてからヒンズーの教えである
不殺生を守ることが当たり前のカーストで育ち、
当然、その基本的な教えを守ることが常識であり
日常であったお釈迦様が、仏、神の教えを裏切る
ようなことをするような弱くみっともない人で
あったはずなのあるわけがないでしょう。
日本の仏教も残念ながら、西洋文化が入ってきた
明治維新での迫害と戦後の圧力のなかで、
教えを守る厳しい道ではなく、堕落した楽な道を
選択してしまい、肉食の禁止が出来ていないものが
多くなってしまいました。
曹洞宗の本山の永平寺などの一部の修行僧の寺院だけが
辛うじて仏の教えを守っていることで、
神や仏に見放されずにすんでいるといった感じでしょうか。
折角、精進料理というベジタリアンの食文化が
あるのに、まさにもったいないといえるでしょう。
 
 
 
 
・「Why love one, but eat the other?
(なぜこっちは愛してあっちは食べるの?)」
http://kokoro-kotoba.seesaa.net/article/144038624.html
・菜食主義が地球を救う
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/125096083.html
・世界食糧デー
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/130370222.html
・ベジタリアン・サーズデイ
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/120163884.html
・ベジタリアンとは? なぜ、ベジタリアンなのか?
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/119596834.html
・菜食のすすめ・・・菜食主義とは
 http://itc-matsubara.seesaa.net/article/119005840.html
 
 
ベジタリアンマイスター認定制度のご案内
http://www.jpvs.org/v-info/IVU2012/vegimister.html
 
日本ベジタリアン学会
http://www.jsvr.jp/
ベジタリアンマイスター認定制度
http://www.jpvs.org/entry/nintei/index.html
 
一般社団法人日本野菜ソムリエ協会
http://www.vege-fru.com/
の認定資格:野菜ソムリエ
 
一般社団法人ホールフード協会
http://whole-food.jp/index.html
の認定資格:野菜コーディネータ
 
財団法人 日本食生活協会
http://www.shokuseikatsu.or.jp/index.html
の登録資格:食生活改善推進員アドバイザー
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 01:02| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・ホリスティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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