2014年09月22日

日本の産業展開におけるアジア

日本は、明治以降、国際社会の中で生きていく選択をしてきました。
戦後の復興も、国際社会の中で、国内産業を成長させてきたといえるでしょう。
海外とのビジネス交流は、今の日本にとっては不可欠なものとなっていると言えるでしょう。
内需拡大も重要ですが、海外とのビジネスも重要であるということです。
故に、海外とのビジネスに関する条約への取り組みは政府にとっての重要課題となるわけです。
TTPが話題になっていました(最近はあまり話題になっていないようですが)、
アジアにおける日本の立場は、先の戦争の責任について問われることが多いですが、
そのことについては、サンフランシスコ講和条約以後、政府が真摯に取り組み、
平和条約をはじめとして、国交の正常化を図り、出来うる保証を行ってきました。
また、ODAを通じて、援助支援するなかで、戦後の復興に協力してきました。
民間レベルでのビジネス交流も盛んに行われてきています。
今、日本の産業は、ひとつの大きな転機を迎えているといえるでしょう。
バブル崩壊以後、日本の産業は衰退してきていると言われます。
欧米に憧れ、欧米に追い付くことを目標に、欧米を教師にして、
歩んできた時代が終わり、日本が自分自身で歩んでいくべき時代になったとき
模範のない行く末に戸惑っているということなのかもしれませんね。
日本は、欧米以外に、もっと目を向けていかなければならない時代に入っていると
いうことなのだといえるでしょう。
国内においても、地方の時代へと、新しいステップを昇っていく必要が出ていていますが、
国際社会においても、大企業だけでなく中小企業も、世界を意識していく時代に
入って行っているということです。
そんな中で、日本の企業は、もっとアジアに目を向けていくことが必要となっていると
いえるでしょう。
東アジアについては、政情問題もあり、歴史問題などもあって、
難しい部分もありますが、
東南アジア、インド、中東アジアについては、
その様な問題もあまりなく、現地のことを考えた上での
WinWinのビジネスを展開していくことが可能であるといえます。
まずは、知ることが大切です。
情報社会、情報時代となっている現代においては、
得る方法や機会も増えていますから、必要なアプローチを行っていけば、
得られるものはあります。
経営者の皆さんには、ぜひ、関心をもっていって欲しいとおもいます。

---以下、引用(BCCNメールは転送フリーなので、随意に転送下さい。)---

BCCN−593(東南アジア・インドにおけるビジネス展開)15

1)東南アジア・インドにおけるビジネス展開
2)リアルタイム Ray-Tracing GPU Chip
3)ベンチャー企業と中小企業の協業

1)東南アジア・インドにおけるビジネス展開
(国際知財ビジネスを手掛けておられる方からの提案です。)

A)完成した事業の東南アジアへの展開
@完全に事業化された(或いはほとんど事業化レベルにある)事業上、商業上有
望な技術を持っている中小、ベンチャー企業で、アジアへの技術移転を積極的に
考えるところはないでしょうか。そして、移転に掛かる時間やある程度のコスト
負担も厭わないところです。技術移転契約の条件も、「入口」では緩くして、成
功した時に然るべきリターンが入るという構成を受け入れてくれるような会社で
す。どうも発明成果を持っている中小、ベンチャー企業は思い込みが強かったり、
期待が大き過ぎたりして、市場における自分の身の丈がわかっていないところが
多いように感じます。その結果チャンスを逸し、後で再チャレンジしようと思っ
た時には手遅れ、というようなことが多いのではないでしょうか?いいネタがあ
れば、私はそのような企画に深くコミットして、私の海外の人脈も駆使し、徹底
的にマーケティングを促進したいと思っているのです。 

B)海外向け技術開発・商品開発
A以前お話したかもしれませんが、少子高齢化して、競争が激化する国内市場に
見切りをつけ、海外市場(例えばインド市場)に照準を絞った技術開発、製品開
発をするような中小企業が無いかと思っています。日本市場向けの開発と、イン
ド市場向けの開発では、そもそもスタート地点、必要な発想から異なるはずです。 
考えてみてください。我々は、地理的に日本という地域にいるだけで、他の市場
向けの発想や研究は、日本にいても出来るのです。例えば、インド市場で受け入
れられる水浄化システムは、日本で求められるものと当然異なります。インド国
内で水浄化システムを研究、製造している会社はあるでしょう。そこと競争する
のです。技術力だけから見たら、インド地場の企業より、日本企業の方が優位で
はないでしょうか?よりよい製品の設計が出来たら、製造なんかは、現地でやら
せることが出来るでしょう。インド等アジア市場に関心を示す企業は、日本に山
ほどあります。ただ、彼らのやっていることは、日本向け製品を大幅にスペック
ダウンして、インド等新興市場でも売れないかな〜、という非常に虫のいいこと
を考えているのです。前述の通り、インド向け製品開発をする場合、グラウンド
ゼロから全く別の発想が必要です。申し上げていることは日本市場を捨て、イン
ドなど新興市場向けの活動をするということです。そのくらいドラスティックな
ことをしないと、中小企業は生き残れないと思うのです。彼らの技術力を考える
と、十分可能じゃないかと思うのです。二兎を追ってうまく行くほど、現在の市
場環境は甘くありませんし、これからもっと厳しくなります。要は、覚悟の問題
と思うのです。
(上記A)、あるいはB)にご関心がお有りでしたら、提案者をご紹介致します。)


2)リアルタイム Ray-Tracing GPU Chip
(韓国から日本に売り込みたい技術のご案内です。)

Ray-Tracing は3Dイメージを具現化する核心グラフィック技術です。今回ご紹
介致します会社は、世界で初めてリアルタイム Ray-Tracing GPUを開発しまし
た。(レイトレーシングパイプラインをMIMD構造基盤のハードウェアで具現)
その特徴は、低電力で高品質実感ダイナミック3D UI/Game具現、仮想現実・増
強現実技術と結合した新概念アプリ市場創出、実感効果作成作業の省略により高
品質3Dコンテンツの低コスト・短時間制作を可能としました。幾つかの国際特
許を出願し、各国の個別審査中ですが、今までの問題はGPU Chipが開発中で、デ
モが出来ないことでした。しかし、ようやくチップが今月完成予定で、プレゼンが
出来るようになります。(ご興味がお有な方には、資料をお送り致します。)


3)ベンチャー企業と中小企業の協業
(下記のようなメールを、知り合いの中小企業経営者の方から頂きました。)

このままで日本の製造業が衰滅させたくない・・・・の一心です。その為には、
今回ご案内頂いたようなベンチャー企業から新たな成長事業を導入しなければな
らない事、及び大手企業の保有する知的財産の有効活用をさせて頂く事などが、
我々中小企業が生き残る為の選択肢の一つだと思っています。ここまで日本の電
子業界でのモノ造りが疲弊してきますと、我々中小企業は新しいビジネスモデル
を創出する必要があり、下記の様な“新たな協業”の選択をする事も一案かと考
えております。

例えば、理研の如き国立技術研究所の中のインキュベーションセンターに居る会
社に、我が社の社内に入って来て頂き、そこで安い家賃でご利用頂きながら新事
業の立ち上げをやって頂く。その代り、そのベンチャー企業からの新たな成長事
業の一端を我が社に負託させて頂きながら、即ち、“協業ビジネス”として取り
込み、お互いに共存出来る“新たな協業”の構築をしたいと思っています。この
理研の例は単なる一例ですが、小林さんのベンチャー企業の成長戦略のお話から
ヒントを頂いて、このご相談を申し上げます。この様な考えでおりますが、ベン
チャー企業のご紹介にご援助頂けませんでしょうか。

(中小企業の事業のネタは、大学TLOの利用、大手企業の未使用特許の活用、上
記のようなベンチャー企業などとの協業など、それこそ世の中にあふれています
が、問題は技術というよりビジネスだと思います。誰がどのようなメリットを感
じて買ってくれるのかという原点の確認が、日本企業は非常に脆弱だと感じます。
その大きな理由は、下請け体質による経営戦略・営業マインドの欠如、人材不足
などで、とりあえずは経営者自身がカバーするしかないと思われます。自社にな
ければ人材の採用を含め社外のリソースから調達するしかありません。その辺に
どのくらい真剣に取り組むかが分かれ目で、かなりの血を流すことを覚悟できる
かと問われれば、結局は現状に甘んじる道を大半の方が選ばれるようです。ベン
チャー企業と中小企業の協業については、次号で具体例について触れてみる予定
です。

今回ご案内したB)海外向け技術開発・商品開発で、”日本市場を捨て、インドな
ど新興市場向けの活動をするということです。そのくらいドラスティックなこと
をしないと、中小企業は生き残れないと思うのです。”とでておりますが、私も
同感であると共に、そこに挑戦できる企業は少ないと思います。なぜなら、それ
くらいの覚悟が持てる企業であれば、既に国内でも幾つかの手を打っているはず
と思われるからです。生き残るも、生き残らないも経営者次第ということかと思
われますので、従業員の方はしっかりと経営者を見つめて下さい。)
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 04:49| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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