2015年12月21日

食文化の多様性について

食文化の多様性について

 世界の食文化には、様々な形があります。
日本の和食が、世界文化遺産になり、国内でも見直されてきていますが、
世界文化遺産となっている食は、他にも様々にありますね。

 さて、国際観光国としての発展を目指す日本において
やはり、大きく遅れているもののひとつが、
食文化の多様性への理解と認識不足であると思います。
国際線の機内食サービスのメニューでは、食文化の多様性に対応した
選択が出来るようになっているのが普通ですが、
日本の食堂や宿泊施設で、その様なサービスをみることはありません。
最近、ムスリム対応として、ハラルが取り上げられるようにはなってきましたが、
それだけでは、食文化の多様性に対応しているとは言えないでしょう。

ちなみに、私は、ベジタリアンですが、
ベジタリアンについて、概要的に簡単に記述してみても
以下の様な感じですし、更に細かく分かれる部分もあるのです。

<ベジタリアンのルーツ:西洋の文献調査レベルでの見解>

BC7世紀 インド <=> 宗教(ヒンドュー教、ジャイナ教、仏教)
 アヒンサー・不殺生

BC5世紀 ギリシャ <=> 倫理(ギリシャ哲学)
 生物生命供犠への批判・生命の尊厳
 ピタゴラス、ソクラテス、プラトン

ベジタリアンの語源
 19世紀中 Vegetus → Vegetarian
 Vegetarian  Vegetarianism
        Vegetarian Diets
 菜食  菜食者
     菜食主義

Vegitarian 菜食主義者
 Vegan 完全菜食
 Lacto Vegetarian 乳菜食
 Lact ovo Vegerarian 乳卵菜食
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SemiVegetariann セミベジ 準菜食、菜食モドキ
 Pesco Vegetarian 魚乳卵菜食
 Pollo Vegetarian 鶏魚乳卵菜食

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ベジタリアンは、野菜を食べる人ということではなく、
ライフスタイルにおかる食のあり方の選択において
どうあるべきかの違いであり、価値感の違いとも言えます。

食文化の違いは、まさに価値感の違いであるとも言えるかもしれません。
そこには、それぞれの文化的な背景があるということを
忘れてはならないでしょう。

すなわち、食文化の多様性への対応とは、
文化の多様性への対応でもあり、
宗教の多様性への対応でもあると言うことなのです。

実は、以前に、国=観光庁が、食文化の多様性について
調査して資料としてまとめていたりします。
それなりに、しっかりとした内容としてまとまっているものを
制作しているのですが、なぜか積極的な啓蒙はしていません。
非常にもったいないなと感じます。

食文化の多様性への理解と、
おもてなしのための必要な知識の啓蒙活動については、
ベジタリアンである私自身のテーマのひとつであると思っています。
機会があれば、いろんなところで啓蒙していけたら良いなと思います。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 19:22| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・ホリスティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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