2016年01月28日

日本企業のインド市場開拓戦略

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三鷹鷹ネットワーク大学
アジアとの共生を牽引する真のグローバル企業を考える(第7回)
日本企業のインド市場開拓戦略
 講師:カルキ ティルータ
    亜細亜大学大学院 アジア・国際経営戦略研究科
概要:
 インドの躍進が世界から注目されている。
12億人におよぶ人口を抱えたインドは「世界最大の民主主義国」であり、
中国と並ぶこのアジアの大国インドとの関係強化を積極的に進める国が増えている。
中国と並べて巨大なマーケットで潜在的な成長力のある
インド市場になぜ日本企業の進出が少ないか。
進出した日本企業のプレゼンスも他の企業に比べて弱い。
さらに、日本企業の中国市場でのプレゼンスも強いとはいえない。
日本企業の中国市場開拓例とインド市場開拓例を比較分析し、
戦略的なミスを明らかにする。
今後戦略的も重要である、
インド市場で日本企業はどのように市場開拓していくのか説明する。

〜聴講メモ〜

◎新政権の誕生と日本企業
 16回総選挙、ナレンドラ・モディ首相率いるBJPが単独過半数獲得。
 親日的。ヒンドゥ教が多いが、宗教も多種多様、多様な言語。
 公用語ヒンディー語、準公用語は英語、
 憲法では22の指定言語、地方では100種以上。
 カスト制度への理解は大切、
 人の名字は極力聞かないのが一般常識。
 高成長を維持している。
 第三次産業が中心の産業構造、
 IT産業、欧米諸国のアウトソーシングハブ。
 中央政府が許可しても地方政府が許可しないために工場が作れないケースがある。
 工業は規制が多いため民間算入が困難。
 規制が少ない業界が発展していった。
 資本導入も遅れ製造業が弱いままで、サービス業が発展した。
 小売業は九割が個人規模で票田になっているため外資を入れにくい。
 中間層がボリュームゾーン。

 インド市場の課題。
 現地マーケットの今後の成長性。
 新興国では日本企業のプレゼンスが薄い。
 インドではスズキくらい。
 日本企業の新興国市場のアプローチは上の層から下の層へ。
 日本企業の戦略と現地ニーズのミスマッチ。
 ボリュームゾーンアプローチに問題あり。
 グローバル市場の変化と対応。
 インド市場ではボリュームゾーンよりも下位層の開拓が必要不可欠。
 ユニリーバの成功事例。
 BOP層から市場開拓。
 スズキの成功事例。
 パートナーの活躍、インドに適合したローコスト戦略、
 インド人人材育成、ブランドイメージの確立。
 トヨタは市場ニーズに合う車種がなかったために失敗した。
 インド市場にあったアプローチをしてこなかった為に多くの日本企業が成功出来なかった。
 コスト・イノベーションのケイパビリティの構築が重要。
 下位層の開拓によって構築される競争優位。
 市場育成を通じた価値創造・提供。

所感〜
 インドの特異性を理解した上で、
 ビジネスにおいても展開が必要であることを
 再確認できた感じでした。
 特に日本企業の現地への進出にあたっての
 留意点として、現地の宗教への理解と配慮は
 重要であると常々思っていました。
 戦後特に日本は宗教への配慮が
 かけてきているような気がします。
 ビジネスは信用が第一です。
 信用を得るためには相手のこと
 すなわち市場のことをしっかりと
 理解することが大事であり、
 相手が大切にしていることを
 同じように大切にすることが
 重要であるということでしょう。

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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 12:42| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ITコーディネータ・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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