2018年04月07日

大相撲バッシングに疑問・何が問題なのかの論点が歪んで報道される哀れ

巡業中の事故に関する対応を巡って
大相撲がバッシングされていますが、
どうも違和感を感じます。
問題にすべきは、協会の運営上におけるリスク対策の不備と
日頃の緊急時の対応訓練の不備であって、
それ以上でもなけれなそれ以下でも無いと思います。
アナウンスについては、結果として不適切であったものの
映像を観る限り、外部からは緊急度がある状況だと
認識出来るわけもなく、
もし、倒れた市長が単なる貧血などで緊急度なければ
行司がアナウンスした内容は
別におかしいものではないと言えるでしょう。
医療経験のある女性がみかねて動かなければならない
状況にしてしまったことが問題であるのであって
アナウンスの問題は、今回の件における本質的な
問題ではなく、二次的な付加事象でしかありません。
協会が問題にすべき本質を、報道しないメディアは
状況の把握能力が劣化しているのだろうと感じます。
その結果、本質を外した発言がネットでも多く流布しています。

今回の第一の問題点は、
土俵上での急病人発生時の緊急医療対応の不備であり
緊急時における対応のための訓練不足による情報伝達不備と
会場内対処のミスの誘発にあると言えます。
しっかりとした対応策があり訓練慣れしていたら
何の問題もなく、市長を緊急医療対応して搬送できたでしょう。
そうしていれば、会場の女性が入ってくることも無かったはずです。
この点について、メディアなど指摘していないのが不思議です。
評論家とか批評家と自称する皆さんも指摘したようなものを
見かけないのが本当に不思議でなりません。
映像記録や状況を考慮して、論理的な分析を行えば
自明であると思えることなのですが、
やはり、冷静でなく、自分たちにとって都合の良い主張の
道具にしたいという人が多いのかもすれません。
非常に哀しく残念なことだなと感じます。

大相撲が嫌いな人は、伝統など明治以後のものだと
批判しますが、相撲の起源を遡れば、明治以後などではないことは
明らかであるわけで、興行としても江戸時代からであって
歌舞伎などと並ぶものと言えるでしょう。
伝統がないという指摘をするのは個人の希望なのかもしれません。
1世紀以上続けば、充分な伝統はあると言って良いでしょう。

女人禁制についても、正しく理解出来ていない人が多いですね。
相撲が神事として行われていたが故に伝えられている為に
存在しているものであって、伝統とは無関係です。
神事として、禁忌があり、その禁忌のひとつが
土俵への女人禁制であるということです。
相撲協会も神事としての相撲についてきちんとした理解が
あるのか少々疑問な部分も感じます。
神事としての役割をやめてスポーツにするのなら
そうすべきだと思います。
そうでなく、神事としての価値を護っていくのであれば
そのための学びを行い、責任を意識した活動運営を
行っていくべきでしょう。

禁忌を護るのは、人と世を護るためのものです。
禁忌は、神との契約や啓示に基づくものであり、
それを破ることによって、人や世に不幸や災いを招く
可能性があるが故に、破らないようにしているわけです。
女人禁制は、女性を護るためのものであることを
忘れてはならないでしょう。
破った場合に、どんなリスクがあるのか、
それは破り方にもよるし、破った人の霊的なレベルや
徳分のレベル、カルマの状況、といった
スピリチュアル的な違いによって、大きく異なります。
禁忌の対象となっているスピリチュアル的存在の
もっている霊的な力の大きさによっても異なります。
それこそ、最悪は死の場合もあります。
実際に、禁忌を破って消えた人や死んだ人はいます。
軽い場合は、みため何も起こらないで終わってしまいます。
徳分消費や霊力低減といった程度で済むこともあるわけです。

メディアなどで、土俵に塩を撒いていたことを
非難したものがありますが、善悪を正しく判断できない
無知な哀れさを感じさせられました。
塩をまいて禁忌を破ったことを浄化するのは当然であり
塩をまかない方が問題であるし、スピリチュアル的に
女性を護れません。禁忌を破ってまでして何も出来ていない
男に変わって対応した女性を護るために、
お清めを行うことは最重要なことであって当然なことです。

今回の件で、日本人がいかに神事に疎く無知になって
しまっているのかが、明らかになったように感じました。
これは、安全上の大きな不安要素であると言えるでしょう。
リスクや安全を考えるとき、今の安全対策で抜けているのが
スピリチュアル的な視点での安全対策です。
ATB総研の小澤氏が2015年に
安全マネジメント3.0を提唱されています。
それは、従来のM-SHELモデルなどの安全マネジメントに
超自然ファクターズを加えて発展させたものです。
スピシチュアル的なリスクに関しても安全対策を
考えていく画期的なものです。
今後、必ず必要になっていくことでしょう。

今回の件は、メディア・リテラシーの重要性を
再認識する必要を感じさせられるものでした。
如何に無知なことを知らずに、メディアが
情報を垂れ流すことが多いのかを知る事例の
ひとつであると言えるでしょう。
きちんと、調べることもなく印象に流されて
情報を発信することのリスクも示しています。
中には確信犯的な情報発信者もいるでしょう。

情報は、出来るだけ多くのルートから入手して
論理的な検証を行うことが大切です。
教育の問題は、やはり大きいことだと言えるでしょう。

----記事・情報 引用------------------
協会からのお知らせ
平成30年4月4日
http://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=264
 本日、京都府舞鶴市で行われた巡業中、多々見良三・舞鶴市長が倒れられました。
市長のご無事を心よりお祈り申し上げます。
とっさの応急措置をしてくださった女性の方々に深く感謝申し上げます。
 応急措置のさなか、場内アナウンスを担当していた行司が
 「女性は土俵から降りてください」と複数回アナウンスを行いました。
 行司が動転して呼びかけたものでしたが、
 人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます。
公益財団法人日本相撲協会
理事長 八角信芳
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相撲の歴史
http://www.sumo.or.jp/IrohaKnowledge/sumo_history/
相撲の起源
古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、
宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説があげられる。
相撲はその年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として、毎年行われてきた。
これが後に宮廷の行事となり300年続くことなる。
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 04:05| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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