2018年06月09日

世界平和と宗教の和合・・・


世界平和と宗教の和合
第九回統一神道研究会講演会に参加して

2018.6.3
統一神道研究会の主催による講演会の講演を聴講しました。
世界平和を考えていくにあたって、
宗教に関わる問題を避けることは出来ません。
宗教の本来の教えに立ち返るのであれば、
争いなど起こるはずもないのですが、
世俗にまみれて、欲に溺れたり、傲慢になったり
慢心したりと、利己的な心に陥ることによって、
相手のことをきちんと神の視点からみることが出来なくなって
しまっていることが、多くの問題の根底にあると
いえるでしょう。
一神教の中での対立は、歴史的な恩讐もあるために
神のもとで、恩讐を越えていくことが出来ない限り
平和な世界を築くことは難しいといえるでしょう。
どの神を信じるのか、経典は、教祖や開祖は、
といった違いに焦点をあてるのではなく、
神という目に見えない存在を信じるという信仰心、
そして、神からもたらせれた叡智の中にある
平和への道に関連する共通点にこそ注目して、
お互いに認め合い敬愛と謙譲の念をもって
尊びあうことこそが、大切であり、
本来の信仰のあるべき姿に近いといえるでしょう。
宗教の和合を目指す活動は、
それぞれについて知ることも大事です。
日本人は、信仰心を戦後、どんどん失ってきました。
そして、宗教に対しても、なぜか避けるような風潮が
多くなってしまっています。
しかし、その一方で、ファンタジーな世界や
目に見えない存在については、多くの人が関心を
もっていたりもします。
日本人の祖先が信仰していた神は、神道の中に
その本流があり、大陸から入ってきた
大乗仏教、儒教、道教が融合して、
社会のあり方、生き方をしめすものとなってきたわけです。
八百万の神という自然信仰、シャーマニズム的なものが
本流にあるともいえるでしょう。
神道を含む日本の宗教を、
一神教の視点から観た時にどう見えるのか、
どの様な解釈が存在するのか、
そんなアプローチについて、学ぶ機会でもあり、
世界の宗教者の和合と、宗教界からの世界平和への道を
進めている活動について、知る機会でもありました。

多くの宗教の異なる要因は、
神の定義の違いになると感じています。
そして、目に見えない存在を、どのように定義するのか
ということの違いもあるかと思われます。
そして、その違いの中で、
中心となる神が何であり、
その神から示された教えの中心が
何であるのかということの違い
それは、人生をどう定義するのか、
この世界の存在意味と、この宇宙の存在形態を
どのように捉えるのかの違いであるといえるでしょう。
同じものも、異なる視野、異なる視点からみたときには
少し違った姿に見えたりするものです。
宗教の差とは、そのようなものでもあると感じます。

神様は、人々の魂の成長にあわせて、
必要になる教えを授けられているのかもしれません。
それ故に、数多くの宗教が存在しているのだといえるでしょう。
カーストがなぜ必要になったのかという経過と
多くの宗教が必要になった経過は、
根本的に同じものであると感じます。
この世にて、どの様な霊性修行をするべきなのか
カルマの解消について、もっとも適切なる環境を
与えているということになるのでしょう。
そして、それぞれに最適なものは、多様であるが故に
多様な人種、言語、文化、宗教、国家が、
生まれてくるようになっていったのだということでしょう。
であるならば、その元になる神々の教えにおいては
当然、共通なるものがあって当たり前であり、
また、誰もが、自ら悟ることができるレベルになるのであれば
この世における区別された環境は、その価値を失っていくと
いうことになるでしょう。
それぞれの宗教は、それぞれに神によって
示された教えを伝えています。
それは、それぞれに尊く、敬愛され、大切にされるべきものです。
異なるものなので区別はすることになるでしょうが
差別されるべきではなく卑下されるべきでもありません。
互いに認め会い、この世界のために、神の願いを
実現すべく努力していくのは、あるべき姿に違いのでは
ないでしょうか。

そのためには、まず、神という存在を認めることが必要です。
目に見えない存在が、確かにあるという事実を受け入れること
そして、目に見えない存在は、様々なものがあり、
人は、この世に生まれて、やがて逝くことになるものの
逝くということは、この世から別の世界に行くということであって
いなくなるということではないという事実を
認識することが必要になるでしょう。
唯物論が大いなる勘違いであって、誤りであるという事実と
向き合う必要があるでしょう。

さて、日本に生まれたことは、
日本ですべきことがあるということです。
日本人として生まれることが、霊性修行に必要であったと
いうことになるわけです。
ですから、日本の神々について、学ぶことは
日本に生まれたということの意味を知ることでも
あるといえるでしょう。
神道、仏教、儒教を軸として、長い歴史を
歩んできた民族が日本人です。
神道、仏教、儒教について知ることは、
日本人の基礎教養であると言えるのではないでしょうか。
古事記、日本書紀などの日本の始まりを語る書物や
万葉集、古今和歌集といった日本の文化の源流に関わるものは
義務教育でしっかりと学ぶべきものであると感じます。
文部科学省、教育機関、教育者の皆さんにおける
大きな課題であると言えるのではないでしょうか。
日本は、戦後、戦勝国による弱体化政策のために、
戦前の良い面を失っていきました。
その意味では、戦前の良い面を取り戻さない限り、
日本の戦後は終わらないのかもしれません。
日本の良い面は、やはり、神道、仏教、儒教の教えによる
部分に多くあったと思われます。
故に、海外に比べて過剰ともいえる政教分離が行われました。
行き過ぎな政教分離は、政治と国民との乖離を生み出します。
今の日本の状況はまさにそんな状態であるといえるでしょう。
政治は宗教を上手に活用すべきです。
ただし、宗教は政治に過分な口をだすべきではありません。
求められたら答える程度で良いのです。
そういったあたりを考えていくためには、
やはり国民の意識レベルが問題となることでしょう。
日本国民が、信仰心を取り戻していくことが、
日本の未来のためには必要であると言えるということです。
それが、日本のスピリチュアル的な加護の強化につながり
スピリチュアル的な要因で発生している問題の減少へと
つながることになるでしょう。

さて、世界平和は、誰もが望む理想です。
それが間違いであるという人はいないでしょう。
世界平和のためには、何が必要なのでしょうか、
それは、やはり、人々が、互いに認めあうことが
できるということが前提であると言えるでしょう。
文化や習慣の違いを認め合うということが
多様性を認めるということであるわけです。
宗教的な理由での争いは、本来存在すべきものではありません。
それを実際に具体的に無くすためには、
やはり目に見える平和の活動が必要となるでしょう。
なぜなら、多くの人は、目に見えることでなければ
理解することができないし、受け入れることも難しいからです。
世界の宗教者が、互いにその違いではなく
共通点を見出して認めあい、差別するのではなく区別して
お互いを尊敬し、お互いを認めることが、
大事なことになるということです。
そういった活動が、今、世界では行われています。

この世界がより良きものとなるように
多くの皆さんに、理想を語り、そこに向かうために
なされていること、その活動を知って欲しいなと感じます。

私は、ヒンドゥーでありブッディストでありクリスチャンです。
お釈迦様の教えを学び、信仰心をもって歩んでいます。
天宙がどうなっているのか、人の存在と生きるとは
どんな意味なのか、など、他の宗教とは異なる価値観を
もっている部分もあります。
しかし、他の宗教が間違っているとは思っていません。
それぞれに必要であり価値あるものだと思っています。
私にとって必要であるものかどうかの違いでしかないと
いえるでしょう。

区別すれでも差別せず。
これは重要なことであると言えます。
それを惑わすようなものが、この世には溢れています。
それは、神の願いを阻害したという存在もまた
この世にはいるからであるということでもあります。
心を平安にして、冷静な心で、情報は情報として
捉えていくことが必要となると言えるでしょう。
感情に踊らされることがないようにしていくことが
正しいものの見方へと繋がっていくのだと思います。

宗教について、
信仰について、
そして、日本における宗教と信仰、
世界における宗教と信仰について
考える良い機会であったと感じました。


−−−(聴講メモ)−−

講演「明治維新で復活し、再び消された、日本民族の唯一神」
講師:小島徹郎氏
(出雲井晶「日本神話の心」伝承の会幹事)

 世界、天宙の唯一神の解放、日本民族の唯一神の解放、
 アマテラス以前の神、
 天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神
 三柱の神はみな独り神成り。
 日本国誕生の時にアマテラスが国家神に、
 その前は、タカミムスヒが国家神。
 ヤマト王権時代、あまのみなかのぬし、即位勘定
 天之御中主神、アマテラス、天皇をどうとらえるかの違い。
 国家神道時代における造化三神論、八神奉斎論
 大教宣布運動、祭神論争
 大日如来と阿弥陀如来
 國常立尊と天之御中主神
 デウスと大日如来
 GODとハナニム
 八咫烏と三足鳥
 大本教の万教同根、生長の家の万教帰一
 日月神示 黒墨−金剛−天理−大本
 アッラーと天之御中主神
 GODと天之御中主神
 天之御中主神とアマテラス

−−−−

特別講演「超宗教指導者会議報告と今後の方向性」
講師:石丸志信氏 世界平和宗教連合会長

 1985.11.15-21 USA ニュージャージー
 85カ国 660名
 第一回世界宗教会議
  「古典的遺産の回復」
   基調講演「対話と連合」

 1990.8.11-20 USA サンフランシスコ
 70カ国 500名
 第二回世界宗教会議
  「青年と社会への宗教的遺産の伝達」
  基調講演「真の愛の伝承と伝統」
  「世界平和宗教連合」設立提唱

 1991.8.27 ソウル
 世界平和宗教連合の創設 記念大会
  「平和世界のための宗教の使命」
  「世界経典(WORLD SCRIPTURE)」の出版

 1992.8.24-31 ソウル
 第三回世界宗教会議
  「宗教と世界平和の創造」
  基調講演「新文化創建と宗教の役割」

 2017.11.10-14 ソウル
 Interreligious Leadership Conference 2017
http://www.upf.org/upf-conferences/interreligious-leadership-conferences/7739-interreligious-leadership-conference-2017-schedule
 主催:UPF、ACLC
 70カ国 400名
 200名ACLC牧師、200名宗教指導者(日本:宗教者8名、学者4名)
 2017.11.11 8万人大会

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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 15:50| 静岡 ☀| Comment(0) | 科学・文明・学術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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