2019年03月08日

七つの会議

「七つの会議」

戦後、日本の企業が持ってしまった闇の部分について
描いた作品のひとつ。
「空とぶタイヤ」と同じく、リコール隠しをベースとして
組織防衛VS社会倫理という対立軸が根本にある。
ノルマとコスト vs 品質 という対立軸もまた
ひとつの問題としてスポットが当てられているといえるだろう。
組織防衛の意識は、権力を持つほど大きくなっていく
また、権力=金力でもある。
企業において、権力があるものほど給与は高いのだ。
そして、権力がないものが逆らうことは、
即、人事や給与による制裁となって跳ね返ってくる。
これが、企業という組織の縮図であるということ。
そして、その構図は、企業vs企業という関係においても
なりたっている。
下請けは倒産か泣き寝入りかを迫られるのである。
経営者にとって、倒産=社員を守れないということになる。
多くの社員を守るため。というお題目がそこに生まれる。
それは、社会倫理を破る理由として唱えられることになる。
また、結果のみをみるという評価指標は
手段の善悪を見失わせる要因となる。
売り上げ至上主義、利益至上主義は、
品質至上主義、安全至上主義に勝るのである。
赤字を出さないためには仕方なかった。
ノルマを達成するためには仕方なかった。
信用を失わないためには仕方なかった。
その言葉が、隠蔽工作を正当化する。
そして、
結果が同じなら良いではないか。
この言葉が手段を正当化する。
その手段が社会倫理やモラルに反するものであっても
問題ないものとされてしまうのである。

しかし、日本には、本来、お天道様に恥じないという
文化があったはずである。
それは、誰もみていないと思っても
神様はみているのだから、モラルや倫理に反することは
してはならないという教えである。
その文化は、西欧化と西欧文化の流入の中で
消えていった。その結果が、まさに企業モラルの破綻であると
いえるだろう。

人の目ではなく、神の目があることを意識する心、
恥の文化を、取り戻すことが、
日本の企業、日本人にとって、
とても大事なことであるといえる。

もっとも重要なのは、動機であり、
次に重要なのは、手段とプロセスであり、
結果は、最後に訪れるだけのものである。
それが、天の視点であるということを
忘れるべきではないだろう。

ちなみに、七つの会議の
七つとは、具体的な意味あるのかな・・・・

営業会議
経理会議
福利厚生会議
パワハラ委員会
経営会議
役員会議
御前会議
諮問会議
秘密会議
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posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 06:49| 静岡 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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