2019年05月20日

2019年5月20日世界計量記念日キログラムの定義が変わる


キログラムの定義が変わる、その瞬間!
https://youtu.be/ezApSERax6w

キログラムが変わるとき
https://www.aist.go.jp/taisaku/ja/kg/index.html

キログラム原器による質量の単位の基準が
19世紀に定められてから130年
重さの単位の定義が、キログラム原器から
プランク定数を使用したものに変わりました。

結局、現代科学技術の最高峰の技術を集めて
精密な計測を行ったデータを平均したものが
ベースとなっているわけですが、
その根拠は、現代物理学の理論式となっています。

この三次元空間における限定された物理法則の中で
日常で使用する物理量の基準の定義を
より精度が高く安定なものとしたということに
なるわけです。

キッブルバランス法
電磁気力と重力の天びん
約1キログラムの重りにかかる重力と
ちょうど釣り合う電磁気力を発生させる天びんです。
電磁気力の発生に用いた電流や重りの重さなどを測定することで、
プランク定数を求めることができます。
電気的な測定とプランク定数が結びつけられることに
着目した方法です。

X線結晶密度法
原子の個数を見極める
試料の重さとその中に含まれている原子の数を測定し、
アボガドロ定数という物理定数を求める方法です。
アボガドロ定数とプランク定数が変換可能なことから
編み出された手法です。

光で球を調べつくす! "産総研ならでは"の突破口!
https://youtu.be/Bui-pQPQfec

アボガドロ定数xプランク定数 =
 真空中の光速度x電子のモル質量x微細構造定数^2
 / (2xユードべり定数)

アボガドロ定数 = モル質量/(密度x原子一個の体積)

国際単位系(SI)の
m、kg、s、A、K、mol、cd
の中の4つが新しい定義を採用することに決まり、
物理量の単位の定義は、原器を用いる時代から
自然定数をベースにした時代になったということです。


1.質量:kg
キログラム単位の大きさは国際キログラム原器の質量に等しい。
<新>
キログラムは、プランク定数 h を
正確に6.626 070 15×10^-34 J s と
定めることによって設定される。

2.物質量:モル
0.012 キログラムの炭素 12 の中に存在する
原子の数に等しい数の要素粒子を含む系の物質量である。
<新>
1モルは正確に6.022 140 76×10^23の要素粒子を含む。

3.電流:アンペア
真空中に1メートルの間隔で平行に配置された無限に小さい円形断面積を有する
無限に長い二本の直線状導体のそれぞれを流れ、
これらの導体の長さ1メートルにつき2×10^-7ニュートンの力を及ぼし合う一定の電流。
<新>
アンペアは、電気素量 e を正確に1.602 176 634×10^-19Cと
定めることによって設定される。

4.熱力学温度 :ケルビン
水の三重点の熱力学温度の 1/273.16。
<新>
ケルビンは、ボルツマン定数 k を
正確に1.380 649×10^-23 J/Kと定めることによって設定される。

5.光度: カンデラ
周波数540テラヘルツの単色放射を放出し、
所定の方向におけるその放射強度が1/683ワット毎ステラジアンである
光源のその方向における光度。

6.長さ: メートル
1秒の299 792 458分の1の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ。

7.時間:秒
セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の
遷移に対応する放射の周期の 9 192 631 770倍の継続時間。
posted by 禁酒・禁煙・ベジタリアンのITコーディネータ 松原広幸 at 22:19| 静岡 ☀| Comment(0) | 科学・文明・学術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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